いよいよ7月7日の七夕の日、定例の小さな弾き語りライブの最後の日となりました。そんな大げさなことではないのですが、スケジュールに追われる生活を少し見直して、今まで見落としてきたこと、置き忘れてきたもの、出会うことができなかった人や場所、出来事をいちど立ち止まり、振り返り、かみしめてみたいと思います。時速8kmを4kmぐらいに落として歩いてみます。フルマラソンにすると10時間ちょっと位でしょうか… 救護車に拾われ失格ですね、ハハハハ… 。
そんなのんびりした、時間が止まったような場所が、滋賀県の琵琶湖の中にあります。世界的にも珍しい淡水の中に浮かぶ万葉集にも歌われた沖島です。猫が自由気ままにのんびりと昼寝をしています。
東京から京都にKBS京都の仕事で通うようになった35年まえ、最初にライブをした「シャムスン」。次の年から始まった「どん底ハウス」のマンスリーライブ。そこがその後「アザーサイド」から今の「わからんや」に名前を変えて現在まで続けてきました。トータルでは軽くは300回以上になるでしょう。たくさんの方に足を運んでいただきました。何人かの親しい人たちを見送りました。そんな京都の、1番親しく思い出多いホームタウン「わからんや」の一区切りのラストライブが7月2日でした。「どん底ハウス」からのファン方も、今日がはじめての方も複数来てくださいました。本当にありがとうございました。池野さん、嶋ちゃんお世話になりました。これで全くここでライブをしないと言う縁切りではなく、また特別な企画ライブはやりたいと思っています。その日をまた楽しみにしていて下さい。
そして、7月7日は「旧大津公会堂」の定例ライブのラストで、すべての定例ライブの終了とさせていただきます。あちこちで色とりどりの紫陽花が綺麗な花を咲かせています。僕もしばらくゆったりします。雨になりそうだなあ〜