2018年10月31日水曜日

【 続 信州飯田より】〜 いつも丁寧に取材していただいています 〜

【 続 信州飯田より】〜 いつも丁寧に取材していただいています 〜
ライブを最初から最後まで聞いていただき、また新聞で紹介していただきました。
南信州新聞様、桑田佳祐さんより上に、大きく取り上げていただき恐縮です。いつもありがとうございます。

(南信州新聞 2018年10月31日掲載)

2018年10月28日日曜日

【 空が森が風がやさしい季節 】 〜 6日早いハッピーバースデー 〜

【 空が森が風がやさしい季節 】 〜 6日早いハッピーバースデー 〜
ガーデンはCar-Den。車のアクセサリーを扱うお店です。音楽好きのオーナーが週末コンサートを開いています。今回が3回目です。春に2回、色づく秋の季節は初めてです。グランドピアノが置いてあり、天井の高い洒落たヨーロッパ風の店内には、様々なグッズが並べてあります。音響や照明、店の雰囲気作りには最高の気遣いをされています。
デビュー3年目からのファンでいて下さる愛知県日進市の[岡田美恵さんご家族]と僕の玉名高校の同級生の[隈元トモ子](旧姓 高松)さんが開いてくださる特別なコンサートです。2人には不思議なご縁があります。岡田さんとは1981年冬、FMラジオの公開収録、スキーツアーの長野県のペンションでお会いしました。新婚間もない初々しいお二人でした。その後お子さんが3人出来られ、家族ぐるみで応援して下さり、〈さくら道バスツアー〉にも何度も参加されました。一方隈元さんとは、高校時代ほとんど面識もなかったのですが、20年ほど前に卒業生名簿を見て、名古屋のライブにご案内しました。ある時2人がライブハウスでばったり遭われたのです。「なんでここにいるの?」お二人のお子さんが幼稚園の同級生で、ずっと以前からの知り合いだったそうです。「エーッ❗️」それぞれが[関島秀樹]のことを知ってるなんて露知らず、奇跡の出会いとなりました。岡田さんのご主人は1年半前に亡くなられました。でも奥さんと3人の子供さんは、今でもずっと応援してくださいます。隈元さんは、お子さんやお兄さん、お友達を誘って来てくださいます。この日は名古屋や瀬戸、尾道からのファンの方も来てくださいました。穏やかな秋日和、季節も優しいし、サプライズの一足早いバースデープレゼントに、皆さんのお心遣い、優しさをしみじみと感じたコンサートとなりました。今回もお世話になりました。いつもいつもありがとうございます。






 























2018年10月27日土曜日

【 錦秋の信州から九州へ… 】〜 ファミリーコンサートの飯田です 〜

【 錦秋の信州から九州へ… 】〜 ファミリーコンサートの飯田です 〜
関島家のルーツと思われる飯田での4回目のコンサートになりました。はっきりした古文書や系図は残っていません。同姓同名の[関島秀樹くん]のお引き合わせで飯田市とのご縁が深まっています。今日のライブのお客様の3分の1は関島さんでした。[関島神社]と[運松寺]にもお参りをしてきました。初めて僕の娘を紹介することができました。いつの頃か、遠い昔にひょっとしたらこの地から九州へ渡ったのかもしれません。真実は未だ不明です。“日本人の名前”で何番目に位置するでしょうか? ありそうであまりない 関島(Sekijima)と言う名前のルーツをじっくりたどってみたいと思っています。今回のライブに参加してくれたのは、毎回新しい形で歌ってくれる本家飯田の〈関島新聞店主〉[関島秀樹くん]と、秀樹くんの音楽仲間で伊那谷からわざわざ駆けつけてくれた、生まれも育ちも葛飾出身の[山うらたかよさん]。パワフルな歌を聞かせてくれました。会場には、関島家の法要に合わせて集まってくださったご親切の皆さん。多治見からは鈴木さんご夫妻(奥様は人吉出身)、ご主人は今日が誕生日でした。ライブハウス〈ふぉの〉は、フォーク創世記のそうそうたるシンガーの写真や足跡が店いっぱいに飾られていて、同時代のマスターもそんなミュージシャンとの交流や知識も豊富で、面白い話を聞かせてくださいました。また、ありがたいことに【島津亜矢】さんから2人の【関島秀樹】にお祝いの花束も届けていただきました。そして奇しくもこの日、10月27日父[慶典]が90歳の誕生日を無事迎えました。本当に皆さんに感謝です。













2018年10月24日水曜日

【 月が見事な夜です 】〜 地上の争い事が嘘のようです 〜

【 月が見事な夜です 】〜 地上の争い事が嘘のようです 〜
この4月から第二の故郷 滋賀県大津市で、久しぶりのラジオのDJをやっています。《FMおおつ》です。大津市内だけの小さなエリアのコミュニティーFMです。まだネットでも聴けません。それに合わせて、マンスリーでライブを続けています。旧大津公会堂での『びわこ僕のふるさとライブ』です。琵琶湖に住み始めた24年前に作った歌の題名をタイトルにしました。番組名は〈音楽の館〉です。小さな放送局の、地味な僕の、控えめな番組です。第3土日の月に1回で、今月で7回目となりました。今のところ生放送するスケジュールがないので、全て収録です。今回はライブの様子を収録して、11月17、18の番組で放送します。電波に乗るので、真面目にきっちりと歌いました。どうぞお楽しみに ! 








11月5日の【世界津波の日】に先駆けて、世界高校生サミットが和歌山県で開かれます。テーマは“稲むらの火”です。世界50ヶ国と、日本の高校生がシンポジウムをします。毎年行われている広川町の【稲むらの火祭り】はそのために1週間遅くなり、引き続き高校生サミットが行われます。14年前に作った「稲むらの火」(日本語と英語版)、阪神淡路大震災を風化させないように作った「あの日を忘れない」、東日本大震災の被災者の気持ちを歌った「誓春」などが入ったCDを、すべての子供たちにプレゼントすることになりました。いつ地震や大津波が起きても不思議ではない今の状況で、1日でも早く皆さんの心にに届けばと言う心からの願いです。どれだけ役に立つかわかりませんが、何度か歌っている中で、頭の片隅に残ってくれたらとのささやかな思いです。今夜のようなすばらしい月や、満天の星を、静かに穏やかに心から楽しめるような、災害のない、平和な世界が作れることを、これからの子供たち託したいと思います。

2018年10月21日日曜日

【 幾年 ふるさと 来てみれば… 】〜 人吉から玉名へ 〜

【 幾年 ふるさと 来てみれば… 】〜 人吉から玉名へ 〜
阿蘇から人吉へ向かいました。益城熊本空港→御船→松橋→八代→(ここからは名物の23の本のトンネルが続きます)坂本→山江→人吉。人吉城の城下町。街中を勇壮な球磨川が流れ、温泉と球磨焼酎が美味い、落ち着いた小京都と呼ばれる山あいの町です。
◎昼はここで生まれた音楽科[犬童球渓]の生家に作られた記念館でのコンサートでした。直系の孫[鶴上寛治さん](玉名高校時代の恩師)のお誘いで初めてここで歌うことができました。さとう宗幸さん作曲の『球磨川』の作詞をされた画家の[坂本福治さん]も元気にしていらっしゃいました。球渓さんの写真と対峙して歌って、この建物に残るぬくもりと、とても優しい暖かいものを感じながら歌うことができました。


◎夜はもう5回目になるイタリアンレストラン〈モルト〉のディナーライブです。さくら温泉横にあるJayanのママの息子さんが初められたとてもおいしいお店です。この日は娘の21歳の誕生日でもあり、一緒について来てくれたので、お店のご好意で、素敵なバースデーケーキを作っていただき、会場に来ている皆さんと一緒にお祝いをしてもらいました。いい思い出になりました。ありがとうございます。


◎小岱山の麓にある真言律宗〈蓮華院誕生寺〉。浄土宗開祖[法然]の師匠、[皇円上人]の生誕の地としてここ玉名市築地に建てられました。奥の院には世界一の大梵鐘、南大門、五重塔などがあり、ダライ・ラマ14世も訪れたことがあり、願いの叶う寺、パワースポットとしても有名です。相撲道場と呼ばれる立派な土俵があり、毎年11月3日の〈奥の院開創大祭〉には歴代の横綱もここで奉納土俵入りをしています。今年は[横綱鶴竜}、宇土出身の[正代]、[豊山]が来るそうです。
ここは玉名高校の大先輩、祈りの詩人と言われた[坂村真民さん]ともご縁があります。『念ずれば花ひらく』『二度とない人生だから』の歌碑あります。真民さんにちなんで、毎年小中学生にお父さんお母さんの詩を募集し、優秀作品を詩碑してずらりと並べています。当初は真民さんも審査員をされていました。その中の1つの詩に、人吉の鶴上先生とのつながりでご縁ができ、曲をつけました。『宿題』と言う題名です。お母さんのいない小学校6年生の“良子さん”が、「お母さん」と言うテーマの宿題をある先生に出されたときの心境を綴った詩です。とても素直な心を打つ詩でした。いつかどこかで発表する機会があるかもしれません。そんな人吉と玉名を繋ぐあたたかい故郷の過ごし方がありました。