【 サイレント ナイト 】〜 静かに過ごしましょう!〜 日本人にとって1番大切な年末年始が、新型コロナウィルス感染予防への対策強化の時期となってしまいました。華やかなクリスマスがあり賑やかな歳末大売り出し。楽しい忘年会、挨拶回り、大掃除、餅つき。新しい下着や食器を買い、仏壇、神棚を磨き、鏡餅、松飾… 少しずつ気持ちが高まり、清らかになり『あー今年も終わりだなあ〜』としみじみ思いながら新年を迎える心の準備ができる。紅白歌合戦、藤山一郎指揮の下「蛍の光」を歌い、「行く年来る年」。除夜の鐘を聞いて初詣へ。『あけましておめでとうございます』家族揃って、年賀状を待ちながらおとそをいただき母の手作りの〈おせち料理〉を食べる。『餅はいくつ食べるかい!』新年の誓いを語り合い、お年玉、新年の挨拶。書初め、里帰り、墓参り、同窓会、新年会… もうすでにそんな年末年始も消えかかってますが、物心ついてから何十年もそういう流れの中で新しい年を迎えていました。しかしながら、今年は生まれてはじめての経験となりそうです。科学の進歩は素晴らしく、3億キロメートルも離れた900メートルの小惑星[リュウグウ]から宇宙の誕生の秘密を探る土を持ち帰った[ハヤブサ2]。一方、大水害や地震の予知は未だ難しく、どっかで生まれたちっぽけなウィルスのせいで世界中が大混乱となった一年でした。『コロナに感染するよりも周りから差別されることの方が怖い!』と言う子供の声を聞く。分断や対立、差別や排斥、命は地球よりも重い事は分かっているのに、発展途上の貧しい地域だけでなく、先進国や国内でも弱い立場の人に今の苦しい状況が直撃している。医療従事者や感染対策に携わっている人々の疲労はすでに限界を超えている。せめて少し不自由を我慢できて生きていける人は、大変な人たちのために感染をこれ以上広げないよう、しばらくの間静かに暮らしましょう!こんな淋しい年末年始でもみんなのために受け入れましょう! 最大限の感染予防を心がけましょう!そして、少し希望が見えたら、用心に用心を重ねながら、少しずつ困ってる人のために動き始めましょう。コロナごときにこれまで築き上げた素晴らしい世界、人間関係を壊されないように、静かに新しい年を迎えましょう!そして、来年は元気で明るく笑って出会えるようにがんばりましょう! 上に立つ人の言葉の軽さと、言葉の大切さ、本音と建前、裏表を感じながら… 結局は自分にできることをしっかりやることです!みなさん、くれぐれもお元気で! メリークリスマス
2020年12月25日金曜日
2020年12月13日日曜日
【 ガースー です❗️】〜 ピントがずれてるなあ 〜
【 ガースー です❗️】〜 ピントがずれてるなあ 〜
日々真剣に感染対策に取り組み、不自由な生活の中みんな必死に生きてるのに… 怒りを通り越して力が抜けてしまった❗️ホントのところわかってないんだなぁ〜。これが国のトップだから… 官房長官も都知事も人ごとのように変に落ち着いて、数やキャッチフレーズばかり引っ張り出して…得意気?で…心に届かないよね〜!
先日は、滋賀の(近江神宮]で、コロナ感染の収束の祈りを込め、和太鼓集団〈鼓童〉の舞姫[小島千絵子さん]のすばらしい奉納の舞が密かに行われました。
感染がこれ以上広がりませんように… 何もいりません!早く普通の日常が戻りますように…
2020年12月7日月曜日
【 被災地応援コンサート 】〜少しでも心が温かくなりますように〜
【 被災地応援コンサート 】〜少しでも心が温かくなりますように〜
7月3日から4日にかけての球磨川とその支流の氾濫によって人吉市、球磨地方、八代市など大変な被害を受けました。その数日後には大分、福岡、故郷の大牟田、荒尾でも被害が出ました。これから寒くなりますし、仮の住まいに住んでらっしゃる方、被災された方は大変です。コロナ禍の中忘れられがちですがgo toどころではありません。
今から14年前、旧制第7高等学校(現鹿児島大学)と旧制第5高等学校(現熊本大学)の野球部の対抗戦を中心に、太平洋戦争に翻弄された学徒たちの青春を描いた【三国連太郎】【緒方直人】主演『北辰斜めにさすところ』【神山征二郎監督】(旧制第7高等学校造士館の寮歌の一節)の撮影が人吉を中心にあり、山江村の皆さんは2カ月間体育館を提供したり、川上哲治球場での交流試合の撮影のときには、バーベキュー、炊き出し、おにぎりの差し入れなどで出演者やスタッフに温かいおもてなしをされました。そのご縁で13年の春、山江村で完成報告会と、僕が長年バスツアーで訪ねている岐阜の“荘川桜”を植え続けたバスの車掌[佐藤良二さん]のストーリー、【篠田三郎】【田中好子】主演『さくら』の上映会を同時に山江村でされ、その時は僕も「てんごの夢」他を歌い、小学校のグランドに荘川桜の記念植樹をさせていただきました。この桜は今も毎年きれいな花を咲かせているそうです。そこに今仮設住宅が立てられています。そんなご縁が再びつながり、僕のバスツアーにも2回参加してくださり、『帰らんちゃよか』が大好きな神山監督も今回講演をされることとなりました。
コロナのこともあり、このイベントで楽しんでくださるのは、水害で被災されてる方やコロナ禍で不自由な生活をされてる方を中心にと言うことで、村でもほとんど広報を控えていらっしゃいました。僕もギリギリになりましたが、こういうことがあったと言うことだけでも皆さんに知っていただけたらと思ってお知らせさせていただきます。もちろん誰もが参加できるので、興味がある方は感染予防を充分注意されて、被災されている方の気持ちも汲んでいただいておいでいただけたらと思います。各地の被災地の復興も時間がかかっています。ボランティアや義援金等の応援も引き続きお願いできたらと思います。
2020年12月6日日曜日
【 今年の締めくくりコンサート 】〜 元気で新年を迎えましょう❗️〜
【 今年の締めくくりコンサート 】〜 元気で新年を迎えましょう❗️〜
思いもかけない1年となりました。悔しい悲しいもどかしいことの多い2020年でした。故郷では水害で大きな被害を受けました。コロナの感染も収束の兆しもなく、自粛のまま大切な年の瀬と新年を迎えることになりそうです。そんな生活の中、新たな発見や、自分を見つめ直すこともできました。生きることの意味、家族や命の大切さ、そしてやっぱり歌ってきてよかった。この道を選んだのは間違いではなかったと言うことです。多くの人に助けられ励まされ、支えられ応援していただきここまで続けてくることができました。音楽仲間、業界関係者の方に教えられ、後押しされ育ててもらいました。感謝してもしきれないほどです。先に見送りをした方々も増えてきました。遅まきながらこれからでも皆さんに恩返しをして行けたらと思っています。今とても穏やかで充実しています。歌・音楽の力を実感します。僕自身はまだまだ足りないことばかりですが、それだけにまだできることがありそうです。これからも新しい出会いもあるでしょう。またどこかで再会できたらと思います。感動や共感も持っているはずです。本当にありがとうございました。どうぞ皆さんお元気で新しい良い年をお迎えください❗️
2020年11月20日金曜日
【 歌い続けています 】 〜 音楽と人と自分を信じて… 〜
【 歌い続けています 】 〜 音楽と人と自分を信じて… 〜
新しい道、66号線は曲がりくねった険しい、先の見えない道です。それだけに興味深く歩きがいのある、真剣勝負の道です。だんだんいろんなものが見えてきます。大切なもの、大事なこと、ありがたい人… 。やりたいこと、やるべきこと、どうでもいいこと… 。人間、世界、自分自身… 。親子、家族、男と女… 。理解でもなく、もちろん正解でもなく、まして達観でもない。最後は自分が決めること…自分を信じること…受け入れること…納得すること…許すこと…けりをつけること… 。ああ、何という人生の味わい深さよ!奥深さよ!有り難さよ! ルイアームストロングに少しでも近づけたらいい。まだまだこの大自然に囲まれた素晴らしい山の頂上は見えない… 今日は2年半前に亡くなった母の92回目の誕生日です。
2020年11月5日木曜日
【 ルート66を歩き始めました 】〜新しい道が見えます!〜
【 ルート66を歩き始めました 】〜新しい道が見えます!〜
6回目の16(Sweetシックスティーン)です。あの頃とあま海も山も花も木々も… 空も星も月も風も… 憧れも、希望も、夢も、情熱も……
新しい出会いと感動を求めて… あと54年、120までの目標に向かって…
いつまで歌と言葉と音楽で人の心を揺さぶることができるだろう…
今日まで生きてこれたことの幸せに感謝を込めて、すべてのものに
2020年10月27日火曜日
【 傷ついた古里から〜】 〜みんなしっかり頑張っています!〜
【 傷ついた古里から〜】 〜みんなしっかり頑張っています!〜
7月4日の九州を襲った大水害からまもなく4ヶ月を迎えようとしています。想像を遥かに超えた大雨が美しい故郷の風景と生活を一変させました。その後も続いた雨、夏の猛暑、そして1番大きいのはコロナの影響でボランティアの方々はなかなか駆けつけられないと言うことです。そんな中何ヶ月も滞在してボランティアを続けている若者たちや、週末を利用してボランティアをしてる人もたくさんいらっしゃいます。情緒ある人吉の街中も本当に寂しいものです。〈青井阿蘇神社〉の赤い欄干も壊れたままです。この日は七五三のお祓いをされるご家族が何組かいらっしゃいました。歯を食いしばって再建に向けて頑張ってらっしゃる人吉温泉女将の会“さくら”の皆さんも顔を出してくださいました。なんとか大丈夫だった温泉は何カ所か開いていて、僕も3カ所を尋ね、相変わらずのいいお湯で心と体を温めてもらいました。八代へ向かう球磨川沿いの道はまだ通行を制限されていて、途中の建物や川に沿って走っていた〈くま川鉄道〉の線路などは崩れたままで、復旧がいつになるのか気が遠くなりそうでした。壊れたままの駅舎、木木に引っかかった瓦礫、何本も流された橋の橋脚も川の中にそのままで、ほとんど手付かずの状態です。美しい山々や透き通ったエメラルドグリーンと言われるほどの清流が悲しみを深くさせます。球磨村の神瀬地区では運動会とお祭りが開かれていました。災害がはじめての大きなイベントだそうで、皆さんの心意気と笑顔が飛び交っていました。渡地区の総合運動公園には仮設住宅が作られ、すでに入居されていましたが、新たに建てる土地がないために、球磨村の被災され住む家のない方の半数近くが、村外の遠く離れた仮の住まいで生活をすることになるかもしれないと不安を話されていました。お年寄りの施設が閉鎖されたため、入居されていた方もあちこちに移され、ご家族の方も大変です。そんな中でも前向きに頑張っている方々もたくさんいらっしゃいます。本当に少しづつですが前に向かって歩いていらっしゃるようです。どうか忘れないでください。ただ、今回の水害で、ダムの必要性を唱える方の声が出てきて、またしばらくはそのことで、皆さんが将来の故郷づくりを真剣に冷静に考えなければいけない大きな問題を抱えることとなりました。
一方、熊本地震からは4年半が過ぎました。豊肥線も国道57号線も開通し、新阿蘇大橋の橋脚がつながり、来年3月に完成の予定です。僕のお気に入りの〈地獄温泉〉は日帰りの“すずめの湯”が始まり、『宿泊も離れで3組はできるようになりました。go to travel も利用できますのでぜひおいで下さい!』と河津さんが話され、全館開業に向けて頑張ってらっしゃいました。阿蘇の山々も優しく見守っています。一歩一歩前に進んでいるようです。僕もできる事はほんのささやかですが、頑張ってる皆さんの小さな後押しができたらと思います。『球磨のしぶきに泣きながら……… 霧が湧く故郷よ… 』(火の国旅情より)