【 あの日は…ずっと忘れない !]〜 あれから何年が過ぎても 〜
日本でのコロナ禍が始まって丸3年。今もって収束の見込みも見えず、不安で息苦しい日々が続いています。子供たちの3年は気が遠くなるほど長かったでしょう。よくがんばってきたと思います。別れに立ち会えなかったり、今なお面会できない状況も続いています。ロシアとウクライナの戦争も、それを支援する各国の立場や思惑も複雑に絡まって、ますます泥沼の様相です。解決策は軍備増強、武力しかないのしょうか 日々かけがえのない大切な命が失われ、悲しみは広がり真冬の過酷な生活が続いています。気候変動も続き、思いもかけない事故や事件に巻き込まれたり、病気での別れ、自ら人生に終止符を打つ人もなくなりません。歳を重ねると、もちろんすてきな出会いもまだまだありますが、別れの機会が増えてきます。会える時に会っておこう!話せる時に話しておこう!できることは後回しにせずできるうちにやろうそうしみじみと感じるこの頃です。もちろん楽しいことも忘れません。幼い日のクリスマスのプレゼント、お正月のお年玉、デパートで食べたお子様ランチ、入学式、運動会、修学旅行、合格発表、初恋、初めてのデート… 恥ずかしいこと、ほろ苦いこと、辛いこともありましたが、思い出せばたくさんのいい思い出、懐かしい顔がよみがえってきます。それもこれも、今まで多くの人に支えられ助けられ、元気で生きてこられたおかげです。本当に幸運でありがたい人生だと思っています。でもそれが叶わなかった方達もたくさんいらっしゃいます。夢や希望を持って、愛する人と未来に向かって生きていらっしゃる方の人生が突然断ち切られるのです。阪神淡路大震災から28年が過ぎようとしています。大切な人を亡くされた方はその悲しみや悔しさは何年たっても消えるものではないでしょう。亡くなられた方の無念さ、そして残された方の寂しさ虚しさを思うと胸が痛みます。そういう悲しみが少しでもなくなりますように… この経験がせめて次に生かされ、辛い思いをする方が少しでもなくなりますように… 多くの災害や戦争も、事故も病気も… 大切な人をなくす悲しみには変わりありません。そのためにも、それぞれの “あの日” は忘れません。忘れてはいけないのです。二度と同じ過ちを繰り返さないために‥そして、幸運にも生かされている私たちは、与えられた人生を感謝しながら、今日も元気で空を見上げて頑張って生きましょう