2008年4月27日日曜日

第7回さくら道バスツアー  ー4月26日、27日ー

朝からあいにくの雨模様。傘をさして乗り込んだ記憶は残っていない。
スタートが雨は初めてかな?今回は三月末に亡くなった佐藤良二さんの実姉てるさんと、去年亡くなったダムに沈んだ村で先生をやってらして第4回のツアーに参加して下さってお話下さった田下先生。そしてバスツアーを立ち上げた47才トリオの1人、山下さつきさん(あとは僕と辻田宣子さん)の七回忌でもあって、その大切な方たちの追悼の意味が強かったので、しっとりと静かに旅を始めるのもよかった気がしました。1時間も走ると陽が射して気分は徐々に盛り上がり、皆さんの気持もほぐれてきました。
荘川桜はほぼ満開のすばらしい姿で僕らを迎えてくれました。













郡上八幡では「郡上八幡に会いたい」の歌にも登場してくるみたらしだんご屋のおばさんが毎年楽しみに待っていてくれて、感動の再会。だんごのさし入れ。できたては最高!味はあの頃のまま・・・。
途中、美人の湯に入り疲れもとれ、宿は佐藤良二さんの奥さんが今も続けていらっしゃる民宿「てんご」。料理は手作りでうまい。お米が絶品で食が進む。
夜は向小駄良の公民館で夜桜コンサート。映画「さくら」の神山征二郎監督の特別参加で予定をはるかにオーバーするとっておきの話を聞かせていただき、最高のプレゼントをいただきました。
その後の宿での語らいも午前1時30分まで監督を交え、実のあるひとときでした。

高山ではめったに出ない高山祭の屋台の陰干しを見ることが出来、超ラッキー。いつも立ち寄る喫茶「モリー」のマスター奥様もお元気でした。
そして今日の目玉は上高地。だんだん良くなるツアーの天気!もうこれ以上ないという晴天に恵まれ、残雪が多いとされて今年の風景は歴史に残るすばらしいものでした。ちょうど開山式の日で、長~いホルンの演奏にも出くわしました。大正池から河童橋まで澄みきった空気、真っ青な空、白い雲、透き通る川の流れ、鳥たちのさえずり、白樺の林・・。雪を踏みしめながらの2時間ほどのトレッキングはすばらしかった。
 

連休始めの渋滞にもまき込まれず、無事二日間のツアーは終了。毎年のことながら「今年が最高のツアーでした」との感想を胸に、来年の再会を誓い別れを惜しみました。

さらに30名以上は駅前のいつもの寿司屋さんを貸し切り、2時間ほどの打上げで隠し芸を出し合い、実はこの時間が最高にくだけて、大笑いする至福の時間なのです。
本当に本当に楽しい楽しいバスツアー。お疲れ様でした。
また笑顔で再会できますことを心よりお待ちしています。