5月11日、
今日で震災から2ヶ月が過ぎた。
こんなに長く、振り返れば早く感じる2ヶ月はあっただろうか?
こんなに重く、悲しく、ため息の多い2ヶ月を経験したことはなかった。
信じられない衝撃と涙と祈りの1ヶ月から、
復旧への道程のあまりにも遠い現実へのいらだちと
原発を含む将来への不安とで問題や課題は次々に明らかになり、
さらに希望への光は頼りなく遠ざかっているように感じる。
当たり前の幸福の喪失感や、大切なものを失った悲しみは増すばかりだろう。
怒りや後悔、やり切れない気持ちはどこにぶつけたらいいのだろう。
想像の域を超えてしまっている。
小さな僕には何もすることができない。
ほんの少しでも何かささやかな支援のCDを、
僕の音楽仲間の協力で制作中だ。
6月11日の3ヶ月目の日に完成させ、売上げを義援金に加えたい。
6月後半には東北を訪れて何かを届けたい。
8年前から歌っている「稲むらの火」を伝えたい。
阪神、淡路の復興をつなげたい。
人間の力を信じたい。
今、僕にできる最大のことをやる。
たとえ小さくとも、時間がかかっても
誰かのために、何かのために・・・・・。
「がんばる君のために」頑張ってみる。
2011.5.11