【 琵琶湖から新しい歌が生まれています 】~ 滋賀は素敵な秋です ~
○選挙が始まりどこもなんとなく落ち着きません。選挙は、もともと何かを託す、新しく生まれるものに期待をする前向きな希望に満ちたものであったような気がするのですが、誰を、何を、どこを信頼し、期待し、託すことができるでしょうか…
○常識、規範、思いやりが通じなくなりました。テレビではそれを壊して、笑いを取ったり興味を引く番組が増えました。突然感情的になる人も増えた気がします。
一方で、ごく普通の人や自然との出逢い、触れ合い、歴史や家族のルーツ、日本の素朴な良いものを辿る番組も増えたような気がします。今の日本に何か足りないもの、満たされないものがあるのでしょうか…
○いい季節を迎えました。自然は何と美しく豊かなのでしょう。
先日は滋賀でも有名な[膳所高校]の卒業60周年の同窓会に呼んでいただきました。もうすぐ80歳を迎える先輩方です。皆さんの表情は当時に戻ったようです。ついこの前のことのような感覚でしょうね。一緒に歌った校歌に『久遠の理想』という歌詞がありました。僕の母校[玉名高校]の校歌にも同じ歌詞があり、創立119年、と114年。歴史もほぼ同じで親近感を覚えました。先日亡くなった東京ロマンチカの三條正人(本名 渡辺正好)さんは皆さんの5つ後輩にあたる卒業生です。
○ 2つの新しい歌が同時進行で生まれています。1つは先月訪問した南阿蘇の[大野勝彦]さんの[玄海竜二]さんの病気の回復を願う詞です。先週熊本県民テレビの〈テレビタミン〉で紹介されました。
もう一つは滋賀在住の画家[鈴木靖将]さんの、亡くなった娘さんを想う気持ちを、大分県竹田で続く《竹田竹楽》の灯りの美しさと儚さに投影した詞です。
今年も11月17~19日に開かれます。僕は18日の夜、この歌を竹田竹楽の中で発表ます。2つとも大切な人を思う、少し悲しくも素敵な歌です。ひょっとしたらCDとして発売されるかもしれません。期待してて下さい。