-お礼の言葉-
このたびは母の逝去に際し、悔しさと寂しさと悲しみ、励まし慰めのお気持ちをいただきありがとうございました。四月十五日、二時間前に電話で会話をし、家に着いた時にはこときれていました。新しいサルビアの花を十鉢植え、きれいに掃除をし終えた花に囲まれた庭で八十九年と五ヶ月の美しい生涯を終えました。
写真は四月十日、ハナミズキがあまりにもきれいに咲いたので記念写真を撮りました。
突然の別れで、何も伝えることもできず、悔いを言えばきりがありません。純真で好奇心旺盛、曲がったことが大嫌いな、いつまでも少女の気持ちを持ち続けた、 情に厚く涙もろい、品のある人でした。詩吟を四十五年近く教えていましたが、人と、花と、音楽を愛し続けた僕の一番の応援者でした。みなそのままにして逝きましたので、少しずつ身近なものを片付ける度に、胸が熱くなります。母の大好きだった歌を続けることが母への供養と恩返しだと信じます。
初七日を無事終え、六月二日に四十九日の法要を執り行い、七月二十一日に百箇日法要と納骨(荒尾霊園)、八月十五日初盆を迎えます。父は施設に移り、何とか寂しさを乗り越えています。これからは姉 祐子と弟 徹也の三人で父を支え、荒尾の家を守っていきます。どうぞこの先もよろしくお願いいたします。
平成30年5月
喪主、父 慶典 にかわりまして
長男 関島秀樹