2019年5月19日日曜日

【 もともと日本人はこうだったんだろうか… 】〜 人間としての質が落ちてきたような〜

【 もともと日本人はこうだったんだろうか… 】〜 人間としての質が落ちてきたような〜
“良心”と言う言葉が聞かれなくなって久しい。人間社会は“信頼”の上に成り立っている。それがことごとく壊されてきている。「人を見たら泥棒と思え!」それが笑えなくなってきた。お年寄りから騙してお金を取るなんて考えられなかった。ネットの中で人を陥れたり傷つけたり平気でする。表現の自由の履き違いだ!いつから【何でもあり!】になってしまったんだろう。野球が大好きだった僕は“ドラフトのルール破り”のことを思い出す。“金儲けのどこが悪い!”【やったもん勝ち! 】なんて、人の気持ちなんか考える余地もない。人間として社会で生きていくための、守らなければいけない最低の約束事があった。もう何を、誰を信用していいのかわからない。 交通事故もそう、いじめ、虐待、パワハラやセクハラ… それを見過ごしている周り、本気で解決しようとしない。組織や自分を守るための保身、隠ぺい、責任逃れ、知らんぷり!そのくせ周りを気にする。アンケートやランク付け、人の意見や、今流行の〇〇、人気の〇〇に人はなびいてゆく。付和雷同、自分で決められない。周りに流される。自分の気持ちを伝えられない。ネットで名乗らなくなったせいか、自分自身がない!なんでもかんでも【ヤバイ!】で片付けないで欲しい。【ウザイ!】【死ね!】なんて、軽々しく使わないで欲しい。相手を尊敬したり、辛い立場の人を思いやったり、人間の尊厳を、それぞれの個性を大切にして欲しい。イライラした人や不満な人が増えたのだろうか…もちろん、素晴らしい生き方をしてる人や、すごく素敵な若者たちもたくさん育っている。あちこちで出会いがあるけど、もう悲しいことに、寂しいことに“人間としての基本が欠如している人”たちが目立ってくるようになってきてしまった…。
🎸 【デビュー40周年感謝ライブ】を博多でやってきました。サポートはベースマンの児玉康成くん。この日はギターでも彩りを添えてくれました。













日曜日は南阿蘇の[大野勝彦美術館]で、熊本地震で断線したままの豊肥線の早期復興を願うコンサートをやってきました。大野勝彦さんも5月3日に大切なお母様を見送られたばかりで、寂しい思いをされていました。ここは昨年の4月15日、復興応援のライブをして以来で、それを終えて荒尾の自宅に帰った時に、母の死と遭遇した日なのです。複雑な思いが交錯する中で、雨あがりのデッキからは、年にそう何度もないような、遠く有明海や雲仙を見渡す素晴らしい風景を見せてくれました。あの時以来の2人のステージでしたが、僕と大野さんのお母さんがこの景色を見せてくれたような気がしています…