【 44年目を歩き始めました 】〜命の尊さ、平和の祈りが届くだろうか…〜
1979年4月25日に始めた歌に託した想いが何とか今日まで続き43才を迎えました。17年前の4月25日は尼崎の鉄道事故があり107名の方が亡くなりました。また、知床の観光船の事故があり、行方不明の方はまだ見つかりません。長寿日本一の福岡の田中カ子おばあちゃんが119才でお亡くなりになりました。120才まで生きてみようと思っている僕の目標でもありました。人の人生はもの凄いものです。多くの歴史、経験、家族、たくさんの人のつながりがあります。思いもかけない事故や病気、長寿を全うしたと思える方でも、1つの命がなくなると言う事はものすごい悔しさとたくさんの人の悲しみがあります。若い人や子供たちはこれからの人生が奪われ、人生を積み重ねてきた人は無念さが残ります。そんな尊い命が一つなくなるだけでも大変な悲しみが広がります。先に逝った人も残された人にも… それが毎日ウクライナでは起こっているのです。一部の軍事評論家やアナリストは待ってましたとばかり戦争の行方を語ります。ニュースは数字を伝えるだけです。コロナも同じです。表に出ない所の紛争や貧困、事故や事件で奪われる命もあります。どの命も悲しみも皆同じです。どうか、この悲しみの涙がこれ以上広がりませんように…
4月24日は雨の中たくさん足を運んでいただいてありがとうございました。皆さんの元気な顔を拝見して僕もまたさらにエネルギーが湧いてきました。歌の力と音楽の役割を改めてしみじみ感じる今日この頃です。この気持と愛する心、伝えたい情熱と声が続く限り歌い続けていきます。27日は東京、29日は名古屋です。またいつかどこかでお会いしましょう