【 ♪ 夜明けは近い〜夜明けは近い ♪ 】 〜 新しい日本の始まり 〜
【 ♪ 夜明けは近い〜夜明けは近い ♪ 】 〜 新しい日本の始まり 〜 戦争を積極的に望んでいる日本人はいないと思います。大切な人を戦場に送りたいと思ってる人もいないと思います。もう二度と戦争で亡くなって欲しくないし、誰も殺して欲しくないと皆思っています。第二次世界大戦後70年間、日本だけでは平和が保たれ、誰もがこの平和が永遠に続いて欲しい思っているはずです。一方で世界が変わってきていることを感じている人も多いと思います。どちらが戦争を起こさない抑止力に近いものかは、これから先の歴史が教えてくれるでしょう。戦争に巻き込まれるリスクは常に、どちらにしてもあると思います。地球上に生きるほとんどの1人1人の人間は、心を開いて付き合えば憎しみ合う事はないと思います。時間をかければ、それぞれの文化や考え方を理解することも尊重することも誤解を解くこともできると思います。みんなで話し合って、手をつないで、協力しあって、争いのない平和な地球を作るのが“理想”です。この“理想”も決し見失う事はできません❗️
しかしながら“現実”は、悲しいかなそれを許さない、解決しなければいけないことが山積みです。先進国と発展途上国の格差。難民の問題。資源の奪い合い。気の遠くなるような宗教と民族の対立、人間の憎しみと報復の感情… 。もう国境をはるかに超えた、地球に住む地球人として、世界のみんなが協力してその困難に立ち向かわなければいけないときに、まだその一国の中の問題さえ解決できない❗️
どうぞ与党の皆さんも野党の皆さんもそのことについてはさほども意見の相違はないと思います。運用については、それこそ先の見えない、何が起こるか分からない“現実”ですから、その時に最大限努力をして最善の方法を選択しなければなりません。国民も今回だけではなく、常に国の動きに関心を持って、注視していなければいけません。感情に流されてはいけません。そっちがルールを破ったからといって、ルールを無視することは正論ではありません。それこそ危険な考え方です。どの国会議員も言いたい事はたくさんお持ちだと思います。だからといってあの“強行採決”は恥ずかしい❗️ 情けない ❗️子供に説明できない❗️ ルール違反にはならないのだろうが、国民から選ばれた国会議員の、“良識の府”である参議院での姿としては『何をやってるんだ❗️』と叫びたくなるほど幼稚なものだった。引き伸ばし戦術も、牛歩戦術も‥ 。長く深い歴史と文化のある、真面目で勤勉で “和を尊しとする” 気品ある、これから世界をリードしていくべく誇りある日本人の姿としては世界に見せられない❗️ 《あれを見て、日本は永久に戦争をしない国です!” と胸を張って堂々と言えなくなる 》。説得力がない! “悪しき慣習“も“数の横暴”も変えていかなければいけないだろう❗️
今日は戦後の日本にとって、大きな《転換の日》のきっかけになるかもしれません。意外と何も変わらなかったということにもなるかもしれませんが… 。
僕の歌にのめり込むきっかけの一つは、16歳のときの《70年の安保闘争》でした。そして泥沼の《ベトナム戦争》。当時のプロテストソングに影響を受け、自由と平和と愛を理想に歌を歌い続けてきました。しかしプロのシンガーソングライターとなってからは、政治的なこと宗教的な事は声高に口にすることもなく、それを超えたところで共感できる人のために歌を作り歌ってきました。これからもその姿勢は変わらないと思います。みんな平和を望んでいます。ささやかでも穏やかな日常を求めています。日本にとって、今日の日が、どうぞ良い方向へ向かう兆しになってくれればと思います。
《 もっと優しくたって 生きていけるだろう… 》
“ ♪ 秋風に追いて立てられるように 街は彩りを変えてゆく… ♪ ”
2015年 9月19日 関島秀樹