2018年8月25日土曜日

【 年に一度だけでもちょっと優しくなれる日 】

【 年に一度だけでもちょっと優しくなれる日 】〜 お笑いはいらんと思うよ 〜
今日の熊本は36度。でも、ようやく秋の虫が鳴き始めました。いろいろ言われながらも24時間テレビ「愛は地球を救う」は41回目を手を迎えました。僕も熊本のチャリティーパーソナリティーを4年間務め(ちょうどこのTシャツのころです)チャリティコンサートや募金活動も合わせると半分以上関わっていると思いまので、当事者からの見方になってしまいます。最初に参加したのは今から25年ほど前です。ずいぶん変わりました。ローカル曲がもっと関わっていました。中継もずいぶんありました。東京や大阪から有名な方もずいぶん参加されていました。ボランティアの方たちもたくさんいらして、熊本のほとんどの市や町に募金会場がありました。高校生の皆さんがずいぶん手伝ってくれていました。僕がやっていた頃は、熊本の中心部、〈新市街のアーケード〉に特設ステージが組まれていました。生真面目にまっすぐに、無骨に純粋にやっていました。今もそういう方がいらっしゃるはずですが… 。携帯電話が広がり始めた頃で、まだパソコンを個人でやる人が少なかった頃です。ネットもフェイスブックもラインもインスタ映えなどありません。カメラもアナログです。まだ、みんな公衆電話を使っていました。その頃阪神淡路大震災が起こりました。本当に、心からみんなでボランティアやチャリティーをして、弱い、辛い、悲しい人たちに寄り添い、役に立とう、力になろうと思っていました。もちろん今も同じです。景気が悪くなってスポンサーも少なくなりました。視聴率を気にして、人気のある人、話題になる人、どうしても東京中心が多くなります。ずっと見続けてもらいたい方法をとってしまいます。マラソンは今ほど中心ではありませんでした。お笑いは嫌いではありませんが、子供たちや、若い人たちの気をつなぎとめるためでしょうか? あまりにもふざけた、ばかばかしい、ただ目立つ、派手な、モノマネなど必要なのでしょうかと思ってしまいます。あまりにも作り上げられた、涙を誘うような演出も気になります。夜中の時間つぶしのようなお遊びもどうにかして欲しいものです。わざわざそんなことをしなくても心ある人たちはたくさんいらっしゃるはずです。表に出ない素晴らしい生き方をされてる人や、感動はいっぱいあるし、日が当たらず辛い状況にいる人もたくさんいらっしゃるはずです。障害者の問題や医療の問題を考えたり、いじめやパワハラのような事の討論などをするのもいいと思います。何もガチガチになって、まじめくさってやるものではありませんが、ただ1日だけのお祭りで、募金がいくら集まったと言うだけで終わらず、これから人々の意識や社会が少しでも過ごしやすいような方向に変わっていくようなものにして欲しいと思います。それとこのイベントは、規模は小さくても日本の隅々でやっています。人知れず声をからして募金を呼びかけているボランティアの人たちがいっぱいいます。武道館だけじゃありません!最後の地方の放送局を映す時間をせめてあと5増に増やして、あんな小さな画面なんかにしないで、そんな人たちを映してあげて下さい。失礼です!感謝の気持ちを伝えて下さい。NHKも若い人たちに迎合するような番組が増えました。子供たちをあまりにも表に出して、もてはやして、商売にするのはいかがかと思います。その中でも気づかされること、教えられる話、感動させる番組はいくつかありました。障害や病気に立ち向かう子供たちの、お話に出てくるのはほとんどが母親です。母の愛の深さや強さを感じる一方、父親はどのように関わってるのかと気にかかります。紹介した人のフォローがどれくらいできるのかも気がかりです。まあ、そんなことを感じながらも、感動させられたり、励まされたり、心が洗われる話がいくつもありました。終戦記念日のもそうですが、一日だけでも自分自身を振り返り、反省し、人に優しくなれる日があるのは存在意義があると思います。“みやぞん”も頑張りましたが、もう、一人のランナーに頼るのはいいと思います。







クラフトのCIBでのライブでは、すっかりファンになってじっくり聴かせてもらいました。








河内から眺めた雲仙と、仏舎利塔。僕らを見守り続ける夕暮れの熊本城と万田坑です… 今日はお月さんも綺麗です。もう秋もそこまでです…