【 京都先斗町の加茂の流れに… 】~ ライブの外では大変なことになっていました~
今日は恒例の、京都西木屋町通六角にある「わからんや」のライブでした。熊本地震後2回目のライブです。最近めっきり報道が減って、復興がずいぶん進んでいるのかと錯覚してしまいそうですが、この度の大雨も重なりさらに大変な日々を過ごされていると想像します。この日もささやかですが、[関島秀樹“誓春”募金]の小さな募金箱をライブハウスの片隅に置いていましたら、気がついた方がさりげなくお気持ちを入れてくださいました。あちこちで、いろんな形で募金をされてるかとは思いますが、ずっと心配して、いちにちも早い復興を願っていらっしゃるのだと、本当にありがたく頭が下がります。そんな方が日本中にたくさんいらっしゃるのです。東日本大震災のことも忘れてはいけません。こういう呼びかけは現金を集める目的以上に、皆さんの思いを忘れないで、気持ちをつないでいくと言う“心の糸”を繋ぎ止めるという大きな役割があるのです。それが被災されてる方の“支え”“ちから”“希望”になると信じています。そんなことも重なり、いつもより熱く、気合の入ったライブとなりました。そのせいではありませんが、ちょうど『加茂の流れに』を歌っていた頃でしょうか、鴨川沿いに四条から三條へ南北に延びる京都の情緒が残る[先斗町]から出火したそうです。ライブが終わるまで全く気が付かず、外に出ると消防車が何台も連なり、焦げ臭い匂いが木屋町一帯も 騒然とした雰囲気でした。。幸い怪我人も延焼も最小限に抑えられたようでほっとしましたが、いつ何時何かに遭遇するかわからないということを改めて身に染みて痛感した京都の夜でした。街中では[祇園祭]が始まり、お囃子があちこちで流れています。今年も“京都の暑い夏”が始まります…