今年初めてふるさと荒尾に帰り、僕の小さい頃からの守り神、1番好きな場所[四山神社]に初詣のご挨拶に参上した。去年の最後のお参りの時もそうだった。今年最初も《大吉だ‼️》。もうここまでくると空恐ろしい。[さだまさし]の『飛梅』という曲に「大吉が出るまでと また引き直したね… 」という歌詞がありますが、これは掛け値なしの一発勝負なのです。本当にここには“大吉”しか置いてないのかと疑いたくなるほどだ。ホントは飛び上がるほど嬉しいんだけどね。素直にありがたく喜こぶことにしよう。
太宰府天満宮の飛梅ではないが、岐阜の[荘川桜]の実生の苗が9年半前にこの参道脇に植えられている(と言うか、僕ら“さくら道”の参加者で苗を分けていただいて植えたのですが…)。去年はちらほら花を開かせたそうだ。今年はもっと咲いてくれるだろうか…。4月の初頭ころには、この小高い四ツ山は桜の花でピンクに染まる。桜の名所でもあるのだ。4月29、30日に久しぶりにバスツアーで荘川桜を訪ねる。
大好きな四ツ山灯台の、その下にあるただのスペースが、このたび見事に整備されて、有明海を一望する見事な展望台が出来上がった。小学校の頃はよく遠足で登ってきて、ここにあったのブランコやシーソーで遊んだものだった。これからは“恋人たちの聖地”となるかもしれない。
その灯台の下に、僕の母方の祖父[小代武春]が、皇紀2600年(昭和15年)に奉祝記念に献上した2つの石の説明書きが同時に完成した。1年前に献上した[海達公子]の“桜”の歌碑と合わせ、僕にに縁のものが[四つ山]に4つできたことになる。なんという幸せなことだろう。
2月13日は、四山神社の春の大祭《こくんぞさん》が盛大に開かれる。昔は怪しい見世物小屋や、もの売りの声、坂道にもびっしりと屋台が立ち並び大変な賑わいだった。小遣い銭を握り締めて、友達と誘い合い、必ず行ったものだ。アコーデオンを弾く傷痍軍人の姿に、得もしれない深い恐怖を覚えたものだった。今年は僕もぜひ訪れたいものだ。いや、いかなければいけないだろう。僕の護神だからな〜