2017年2月21日火曜日

歌い続けること 続けられるということ…

【 歌い続けること 続けられるということ… 】
~ ホームグラウンド…故郷… 親友…家族…一緒に人生を歩いてゆける大切な人 ~
いつでも帰れる場所がある。いつも待っててくれる人がいる。いつでも安心して帰ることができる。そこでは素の自分でいられる。心地よく居心地が良い。自分を理解してくれ、優しくそして厳しく見守ってくれている。そんなところだろうか…
僕が38年の歌人生で一番数多くライブをしている、僕のライブ活動のスタート場所でもある。京都では33年前から歌い始めました。その時のオーナー池野さんも店長の嶋ちゃんもそのままなのです。円町にあった[どん底ハウス]がすべての出発点です。[アザーサイド]にも名前が変わった時もありました。堀川今出川~竹間公園~先斗町~蛸薬師~そして今の木屋町六角です。僕もスタッフもそしてお客様もみんな歳を重ねて、でも3階まで狭い急な階段を登って来てくださいます。この場所がいいのです。ここに集まる人がいいのです。この店のある場所が好きなんです。ある時は鴨川の恋人たちを見ながら三条大橋を渡って、ある時は新緑の御池通りから寺町を抜けて、またある時は四条河原町から人ごみの新京極を通り、たまには先斗町の歌舞練場を横切り、そして桜咲く、枯葉舞う高瀬川を見ながら木屋町通りから… 。ほぼ毎月なので、四季折々の京都の風情を楽しみながら店に到着する。僕のホームグラウンドだ。ここに来ると原点を取り戻す。僕を育ててくれた店だ。これからも、僕が歌い続ける限り、ここでのライブだけは続いてゆく。どうぞ一度お出かけ下さい。3階まで歩いて上がる気力がある方は…