「セントラルパークにて」関島秀樹
【 いつまでも心に残る風景がある 】〜 自分を見つめ直す場所がいくつかある 〜
たくさんの刺激と影響を受けた国。いろんなものを教えてくれ、自分が日本人だと自覚させてくれた国。その国の理想が今揺らいでいる。日本でも、人を攻撃したり、陥れたり、排除したりする傾向がどんどん強くなっている。自分のせいではないのに、自分を責めて、否定して、世の中に絶望する人も後を絶たない。人は幸せと希望を持ってこの世に生まれてくる。『 生まれた時から 肌の色や 出自や宗教を理由に 他人を憎む人などいない』(ネルソン・マンデラ氏の言葉をオバマ大統領が引用したもの)。
自分の感情を自制できない人や人の気持ちを汲み取れない人も増えてきている。しかし、人を好きになる気持ちだけは純粋でありたい… 外見や見かけではなく、本当の心を見つめていたい… たった1度の人生は、そんな人に出逢うための長い旅であると思いたい…
アルバム『DOKONI ITEMO(どこにいても) ~My Sweet Time~』収録(フリューゲルホルン:茨木智博 / ピアノ:宇戸俊秀)
長い間こころ魅かれていたニュヨークで出会った“セントラルパーク”でした。アメリカの歴史と今が垣間見えました。29年ぶりに訪れて、ほとんど変わらない風景と時の流れをかみしめています…
2018.5月 新緑のニューヨークにて