2018年6月14日木曜日

【 アメリカの繁栄の光と影 】〜 物事には多面性がある 〜

【 アメリカの繁栄の光と影 】〜 物事には多面性がある 〜
僕が憧れたのは、アメリカの素晴らしい、ある一面なのだろう。大都会のマンハッタンから東へクインズボロブリッジでイーストリバーを渡るとロングアイランドだ。大西洋に面し、190キロもの長い島はリゾート地として、芸術家や「グレイト・ギャツビー」に登場してくるような大富豪の別荘が点々と今も残る。世界大恐慌の前の狂乱の時代だ。ヨーロッパに始まった植民地政策、アメリカ移民、先住民からの略奪、追放。独立戦争。奴隷制、南北戦争…[自由への戦い][フロンティア精神][アメリカンドリーム]美しい言葉の影に、どれだけの犠牲が生まれたか。人種差別、排日移民法、黄色人種排斥、公民権運動、無差別攻撃、唯一の核爆弾使用国… 自分たちの権利や国益を守るために、その時その時で都合の良い思想や法律ができあがる。どの国もそうかもしれない。人間もそうだろうか… 。しかし自分の都合の良い事ばかり主張していたら、対立や紛争はなくならない。力に物を言わせて押さえつけても長続きはしない。崇高な理念と理想があるだろう。人間としての誇りがあるだろう。どうか、100年後200年後に立派な政治家だったと、名を残すような解決をしてほしい。
サンズポイントから、1921年にアメリカで二番目に広い私邸として建てられたオヘカキャッスルへ。素晴らしさにため息が出るほど感動するが、この富はどこから来たのだろうと考えると複雑な気持ちになる。ちょうど結婚式が行われていた。日本人と中国人らしい。この二人の子供たちは…。平和な世界であって欲しい…
僕が影響を受けたのは、そんな複雑な多面性を持つ中から、真実と理想を模索する葛藤から生まれた、音楽や映画や物語だったのだと思う。6月15日で母が亡くなって二ヶ月。離れてるせいか、まだ元気でいる気がする。そして17日の日曜日は父の日だ。この日も1909年にアメリカに生まれたのだ…