2014年2月19日水曜日

還暦の春に思い…誓う -2/17-

なんともいい日本の風習だろう。干支が一回りし、ふりだしにもどる。二回目のスタートだ。
ということは、人生折り返し地点だろうか?120才で大還暦になるという。
成人の日以来、特に人生にけじめのなかった僕に、初めて訪れた節目の年だ。
午年のその春はソチオリンピックで世界が高揚している。競技を通して、選手のさまざまな人生を垣間見る。僕の人生のモチベーションの一つはスポーツだ。
今の人生のスタートは母校玉名高校だ。昨年暮、母校で講演する機会を頂いた。創立110年の記念でもある。マラソンの父、箱根駅伝創始者、金栗四三さんは大先輩だ。苙智衆さんもだが…母校は昭和27年第3回 高校駅伝で全国優勝もしている。この高校時代に体育の教師を目指すことを決め、一方で音楽の素晴らしさに出会った。まさに、この年に原点にもどり、自分の歩いて来た道を噛みしめ確かめる時間を与えてもらった気がする。
どうして歌うことを選び、ここまで続けてきたのか?これからも歌い続けて行くのか? 何か始めてみようと思う。何かを変えてみようと思う。新しい第二のスタートをきってみよう。
そう思い立ち、琵琶湖を走ってるとき、近くの八所神社で建国の神事が行われていた。
2/17 は新たに歩き始める、出発の記念日になった。