【 5年半が過ぎた仙台 荒浜へ3度目の慰霊に… 】~ 公演の合間に“フレッシュ”と 訪れた ~
荒涼とした何もない広々とした土地が続く。ここ仙台東部沿岸地域は災害危険区域ということで、住宅が建てられないのです。集団移住した後の皆さんの故郷の跡地の再開発が検討されている。震災1年後に姉[You子]と初めてここを訪れた時偶然お会いできた、荒浜地区で亡くなった186名のうち135名が檀信徒だったと言う[浄土寺]さんの中澤秀宣住職は、一周忌でお参りもできないと切ないということで、仮の本堂を造られていた。今もたくさんのお墓を修復され、来年の本堂再建に奔走されている。今回は、その近くに真新しい観音様と慰霊塔が建っていました。かつては賑わっていた[荒浜海水浴場]も今は寂しい。以前より2倍ほど高く、幅も広くなった防潮堤が海とふるさとを隔てている… 。ちょっと悲しい。まだまだ血の通った再生は遥か遠いという実感です。
二日目の[荒井東市営住宅集会所]と[蒲町コミュニティセンター]の2公演も好評のうちに無事終わりました。あと、明日が最終日の最終公演を残すのみです。台風や雨も心配ですが、まだまだみんな元気です。今日もありがとうございました。