【 夏休みも終わり… また頑張るしかなかもんね!】〜 道は山に続いている… 〜
道端にまだみずみずしい紫陽花が一輪。赤とんぼが舞い、ツクツクボウシも鳴き始めた。田んぼの稲穂が実り、色づきはじめた… 。
『元気で 頑張る!』これが若い頃の口ぐせだった。昔のようには無理はきかないが、いろいろあっても、やっぱり最後は頑張るしかない。予測できない災害、事件、事故、理不尽なことが、腹の立つことが多い夏だった。「頑張ってる人に頑張れなんて… 」「そんなに頑張らなくてもいいんだよ… 」という場合もあるけど、自分の中で、できるうちは、やれる限り頑張って、一歩でも前に進むしかないんだよね。大変だけど… 怒りをどこにぶつけたらいいのかわからないけれど…
甲子園の高校野球を見てると気づかされ、教えられるね。結果じゃないんだ。どれだけやったかだ。納得できるかだね。
地方予選で負けたチームがほとんどだ。レギュラーになれなかった選手、いろんな事情で野球ができない子もいる。世界に目を転じればスポーツどころじゃない国もいっぱいだ。みんなに注目されて、甲子園で思いっきりプレーできる幸せを噛みしめて欲しい。たくさんの人が感動し勇気をもらう。エラーをしても、三振しても、打たれても誰も責めはしない。精一杯やったんだったら、胸を張って郷里に帰ってきて欲しい。『泣くな!青年!悔しいだろうけど…。』( いつの頃からだろう、若者が勝負に負けて、人目もはばからずオイオイ泣くようになったのは… )ぐっと歯をくいしばる、涙をこらえる、笑顔でお互いを讃える… そんな姿も素敵だなあ〜 。
“インスタ”が流行る。誰かに伝えたい!認めて欲しい!ちょっと優越感に浸りたい… ( いつの頃からだろう。自分をそんなにアピールするようになったのは。流行りに振り回されたり、他人の目や評価を必要以上に気にするようになったのは… )人知れず素敵な人はたくさんいる。人に評価されなくても、自分の納得のいく人生を歩めばいい。自分に誇れるものがあれば… 。でも、それをわかってくれる人が一人でもいれば、それはさらに、それでいい…