2014年6月25日水曜日

YouTubeに“ひとすじの光 -千年のクスノキからの応援歌-”をアップしました。


サッカーの侍ジャパンは、残念でした。スポーツの勝負はこんなものでしょう。勝つか負けるかです。運も含め、いろんな要素があるでしょう。個人的な評価もあります。でも純粋にそのスポーツを応援し、楽しんでいるファンとしては、腹にしまっておくか、気が置けない、仲間内での話として取っておきましょう。
さてスポーツ大好きな僕としては、そろそろ夏の高校野球が気になります。地方予選が始まりますね。小...さい頃は甲子園に憧れ、プロ野球にも夢を馳せた野球少年としては、一番輝いている高校時代、夏の炎天下のグランドで、ただ勝利を目指し、仲間を、自分を信じ、精一杯にプレーする姿にはいつも感動を覚えます。僕の故郷熊本の地方予選の舞台が藤崎台球場です。かつての熊本城内にあり、熊本の県木、樹齢1000年以上の7本のクスノキが見事に生い茂り、球児たちを見守っています。この素晴らしい国の天然記念物のクスノキを守ろうと、地元、新町の皆さんを中心に活動を続けています。その応援歌として誕生したのが、この「ひとすじの光」です。作詞はこのクスノキの生命力に心を動かされた、元自衛官の宮本さん。この詩は、ワールドカップサッカー決勝進出を目指す侍ジャパンの皆さんと、甲子園を目指す高校球児の皆さんに送りたいと思います。動画は時間の都合で2番で終わっていますが、詩は3番までご紹介したいと思います。いつか3番まで通して、是非生で聞いてください。





 「ひとすじの光」 -千年のクスノキからの応援歌-
              作詞:宮本一路
(一)
ひとすじの光 大阿蘇からさして
千年のクスノキ 煌めいて立つ
朝一番には 子供たちが集い
笑い声が響く 七つの森に
弱音を吐くなよ これからだ
どんな嵐が 来ようとも
クスノキたちは ほほえみかける

(二)
七色の虹が 熊本城に立ち
千年のクスノキ したたる緑
お昼にはそっと 娘たちが集い
恋心隠して 空を見上げる
希望を捨てるな 前を向け
何度涙を 流しても
クスノキたちは ささやきかける

(三)
真っ赤な太陽 金峰山に落ち
千年のクスノキ 夕闇まとう
静寂にまぎれて 精霊が降りたら
悠久の歴史を 語りかけてる
自分を信じて 生きてゆけ
きっと想いは 叶うから
クスノキたちは やさしく見守る