2015年6月18日木曜日

【 60歳までの総括と61歳からの新たなるスタート 】 ~ いよいよ佳境に入ってきた ~

【 60歳までの総括と61歳からの新たなるスタート 】 ~ いよいよ佳境に入ってきた ~
〈関島秀樹の36年間の音楽人生をかけたニューアルバム〉のレコーディングもいよいよ最終段階になりました。ピアニスト[宇戸俊秀]さんの総合プロデュース&アレンジによる、すべて生楽器演奏による同時録音アルバムです。ですからライブ感を感じる仕上がりになっています。それぞれのミュージシャンがスタジオで演奏しながら、突然思いついたフレーズを弾くこともあります。できあがるまでどのような仕上がりになるかはわかりません。2月からスタートしたこのレコーディングですが、季節も移り、湿度、温度など気象条件も変わっています。ほとんどが生楽器の録音。特にグランドピアノは、毎日地元の調律師、太田さんに無理を言って調律をしてもらってますが、やっぱり〈楽器は生きている〉んですね。毎日状態が全然違うとおっしゃいます。もちろん僕らも生きています。36年間音楽活動をやってきて、今回ほどじっくりと、自分もその中に入り込み、レコーディングをしたのは初めてです。この歳になっても、色々と新鮮な体験や発見があります。これが生きている楽しみ、エネルギーなのでしょうね。初めて顔を合わせるミュージシャンも何人もいらっしゃいます。この出会いも貴重でした。今までに使ったことがない楽器もいくつも参加しています。 なんといってもレコーディングスタジオ[スタジオBOSCO]の素晴らしさと、オペレーターの森 嵩くんの才能と頑張りには感服です。
これほどまでにゆったりとした時間をかけて、締め切りを考えないレコーディングも初めてです。だからといって素晴らしいものが出来上がるとは限りませんが…ハハハハ…
まぁ兎にも角にも、仕上げをごろうじろです。
《僕の36年間の音楽人生の想いが詰まったニューアルバムをどうぞ楽しみにお待ちください》
同時に、これまでレコード、カセット、CDなどに収録した楽曲、またそれに入らなかった曲をまとめたシリーズのCDアルバムも制作中です。6月より順次発売していきます。まぁここま完全に整理してしまうと、なんだかぽっくりいってしまいそうな気がしますが…、まあ、いつそうなっても悔いが残らないように、これまでの人生を総括するようなものに仕上げたいと思っています。待っててください。頑張ってきます。