【 10月25日の益城町です 】〜 “ばってん荒川さん”のお参りに行ってきました 〜
今日紹介した写真は、4月の熊本地震の一ヶ月後ではなく、六ヶ月以上経った今日の益城町の現実の一部です。本当に限られた場所に被害が集中しています。益城町役場の近くの本通りに面した[木山神宮]は、地元の皆さんが初詣に参りにはほとんどの方が行かれるほどの心のよりどころです。よく報道で見かける“阿蘇神社”と同じような壊れ方です。こちらはほとんど報道されないので知らない人が多いです。七五三に向けて仮の社殿を建立中ですが、本当の再建には途方もないお金と時間がかかりそうです。街の中では家の取り壊し作業や所々更地にはなっていますが、見る限り壊れたままの家屋や住むのが危険で空き家になっているところが多いようです。そこから車で5~6分の所にある“ NPO法人九州ラーメン党”の本部、[益城エイムキリスト教会]での復興応援ライブでした。お昼には“山の会”の炊き出しがあり、そこには、このたび熊本県の地域文化の振興に貢献したと言うことで、文化功労賞を受けられた労音の重鎮[新田慶子さん](通称“おばちゃん”とはデビューの頃からお世話になっています)が既に来てらっしゃいました。ライブの模様は取材に来ていた地元TKUの夕方のワイドニュースで28日の金曜日に放送されるそうです。ライブ終了後“今回のイベントを手伝ってくれた“そよかぜ福祉作業所”のみんなと記念撮影をしました。みんな明るく、くじけず前向きです。
帰りには、今月22日が10年目の命日だった[ばってん荒川さん]の新町ご実家にお参りに行ってきました。この辺もまだまだ地震の爪痕が残されています。ご家族は震災後余震が怖くて、20日も外の車で寝泊まりされていたそうです。ばってんさんの仏壇もひっくり返ったそうで、『なんごつなぁ〜』と、さぞびっくりされたことでしょう。でも、今日もにこやかに笑って見守ってくださっていました… 《まだまだがんばるばい‼️ 熊本… ばってんさん❗️》