【 熊本地震から2年6ヶ月 】〜 まだまだ 復興半ば… 〜
少し汗ばむ夏日の秋の休日に、県下で1番大きな仮設住宅[益城町テクノ仮設団地]の《秋のお祭り》にお邪魔してきました。熊本地震の前震が2016年の4月14日。本震が4月16日。町内の建物の約6割が全半壊した益城町。当初516世帯1300人ほどが生活を始められていました。熊本空港からほど近く、すぐ横にあるテクノポリスセンターの銀杏並木は真っ青な秋空に映えて、見事な彩りです。今日の会場は、子供たちが屋外で思いっきり遊べるようにと、仮設住宅の隣接する場所に、住民の方自らが手作りで作られた野外広場です。もう当初の3分の1ほどの方はここを離れていらっしゃいます。“復興公営住宅”を心待ちにされているものの、建設がまだまだで、1年半ぐらいはまだここでの生活が続くそうです。いい天気に恵まれた土曜日でしたので、若い家族の方は外に出かけられている中、年配の方を中心に歌を聞いてくださいました。全国からの支援や多くの方がボランティアにいらっしゃるようですが、根本的な生活の基盤ができないと将来への展望も見えてきません。どうしても高齢の方が取り残されるので、少しでも早く皆様の生活が落ち着きますように願うばかりです。そんな皆さんを勇気づけているのが、自治会長の[吉村静代さん]です。仮設住宅で自治会ができるのは稀だそうです。何とか少しでも楽しみを見出せるようにと、役員の皆さんと日々一生懸命がんばっていらっしゃいます。本当に短いささやかな時間でしたが、皆様と心の交流ができてうれしかったです。どうもありがとうございました。またお会いしましょうね。どうぞお元気でがんばっていらして下さい!そして、4月15日に母が亡くなって半年を迎えました。まだまだ