【 慰霊の日 】〜沖縄戦終結から75年〜
誰かが語り続けなければ忘れられる。いつも弱い立場の人が犠牲になる。4分の1の島民が命を落とした沖縄の人が日本の盾となった。日本兵に置き去りにされたり、命を奪われた人さえいた。戦争とは非情なものだ。一人ひとりの気持ちや命などは大きな力によってかき消されてしまう。皆祖国のため家族を守るためと言って戦うのだが… 一方では名誉、正義でも他方では侵略、残虐行為となる。戦争に真の勝利者や幸福をもたらすものは何もない。75年たっても悲しみはよみがえってくる。アメリカの黒人問題も奴隷制度に始まる。これは大航海時代に新しい土地を見つけ先住民族を意のままにしたヨーロッパから始まり現代にも続いている。コロンブスが見直されている。アメリカインディアンも日本のアイヌの人たちも同じような境遇にあった。日本でも部落差別問題や在日の差別は根が深い。どの世界でも自分より弱い立場の者を作ろうとする。いじめの問題にも通じる。人間の弱くて悲しい部分だ。今貧しい国から豊かな国に出稼ぎに行っている人たちがコロナの影響で仕事がなくなり母国にも帰れないでいる。21世紀になり、医学や科学が進歩し皆が豊かになっているように見える影で、グローバル化と言いながら貧富の格差は拡大し、貧しい人たちは忘れさられている。そしてまた、力によって自分たちの国だけを守ろうとしている。みんなが共存して暮らしていかなければいけない小さな地球の資源を奪い合う、また人間は過去の過ちを繰り返すのだろうか… 人間は平和のために進化はしないのだろうか…
誰かが語り続けなければ忘れられる。いつも弱い立場の人が犠牲になる。4分の1の島民が命を落とした沖縄の人が日本の盾となった。日本兵に置き去りにされたり、命を奪われた人さえいた。戦争とは非情なものだ。一人ひとりの気持ちや命などは大きな力によってかき消されてしまう。皆祖国のため家族を守るためと言って戦うのだが… 一方では名誉、正義でも他方では侵略、残虐行為となる。戦争に真の勝利者や幸福をもたらすものは何もない。75年たっても悲しみはよみがえってくる。アメリカの黒人問題も奴隷制度に始まる。これは大航海時代に新しい土地を見つけ先住民族を意のままにしたヨーロッパから始まり現代にも続いている。コロンブスが見直されている。アメリカインディアンも日本のアイヌの人たちも同じような境遇にあった。日本でも部落差別問題や在日の差別は根が深い。どの世界でも自分より弱い立場の者を作ろうとする。いじめの問題にも通じる。人間の弱くて悲しい部分だ。今貧しい国から豊かな国に出稼ぎに行っている人たちがコロナの影響で仕事がなくなり母国にも帰れないでいる。21世紀になり、医学や科学が進歩し皆が豊かになっているように見える影で、グローバル化と言いながら貧富の格差は拡大し、貧しい人たちは忘れさられている。そしてまた、力によって自分たちの国だけを守ろうとしている。みんなが共存して暮らしていかなければいけない小さな地球の資源を奪い合う、また人間は過去の過ちを繰り返すのだろうか… 人間は平和のために進化はしないのだろうか…
[ 誰が…] 作詞 作曲 関島秀樹 編曲 土井 淳