2016年3月10日木曜日

“一希一灯会”に復興の願いを込めて…

【 明日の“東日本大震災の日5年”を前に… 】〜 “一希一灯会”に復興の願いを込めて… 〜
滋賀県大津市、琵琶湖岸で毎年“鎮魂の祈りと希望の灯を東日本大震災の被災地に届けよう”とイベントを続けています。僕も毎回チャリティーコンサートを行い、夕暮れには琵琶湖から被災地へ向けて希望の【灯り】をともしています。この【灯り】を買っていただいた献灯料が復興の支援に充てられます。チャリティーコンサートには僕の音楽仲間が応援に駆けつけてくれました。ハーモニカの[あらいなおこさん](写真2)、山本さん(写真3)、山田さん(写真4)。一希一灯会には寒い中、時々小雨も降る中、今年も忘れずにたくさんの方が駆けつけてくださいました。ありがとうございました。越直美市長(写真8)もじっと聞き入ってくださいました。今日が高浜原発の稼働停止の日と言うのもなんかの因縁を感じます。
今年は5年目を迎えると言うことで、被災地を訪ねる間に生まれた[誓春(せいしゅん)]を含めた6曲入りのアルバムを制作し、ささやかながら被災地の皆さんに安らぎと元気を取り戻してもらえたらと思っています。震災の3ヶ月後から始まって今回で13回目となる被災地訪問コンサートは、11カ所で歌とCDを届けてきたいと思っています。被災された方には無料で差し上げてきます。復興の応援をされる方で賛同される方には買っていただき、その売り上げを復興の支援に充てさせていただきます。特に今回は、原発の近くでまだ帰宅困難区域とされ、除染や復興が進んでいない町と、高台移転や新しいまちづくりで復興を進めている町、そして、それに取り残されている人たちを訪ねて、お話を聞いてみようと思っています。本当にいつ故郷に帰ることができるのでしょうか? 本当に新しい故郷ができるのでしょうか? こんな復興の形でこのまま進んでいっていいんでしょうか?本当に故郷に帰りたいと思う気持ちが生まれるでしょうか?