2016年3月31日木曜日

【 37年かけてのお詫び …】 ~ 北川とみさんの“あじさい寺”に ~

1979年 4月25日 「あじさい寺」でプロ歌手としてレコードデビューをしました。何もわからない何もできない素人同然の24才の田舎者だった。作詞は所属プロダクション[青俳]ディレクター[神谷光徳さん]の友人[和田一樹さん]。半分以上を補作して曲をつけた。テイチクレコード・コンチネンタルレーベルからの発売だった。ニッポン放送の月間新人賞や静岡放送の音楽賞いただいたぐらいで、ほとんど一般には知られずに終わってしまった。[北川とみさん]の「あじさい寺」の存在を知ったのはそれからしばらくしてからだった。ほぼ同じような時期に東芝EMIから発売されていたのだ。アイドルのようなとってもかわいい方で、曲も断然そちらの方が注目され、3万枚のスマッシュヒットだったらしい。僕は音楽専門誌や楽譜本で知るだけで、結局こちらからご挨拶に行く事はなく、全く業界で出会うこともなかった。
今日、名古屋のライブハウス〈パラダイスカフェ〉に、デビューからの大ファンの方のご案内で[北川とみさん]が来てくださった。37年経ったご本人は、またさらに素敵な女性に成長されていました。名古屋のご出身で、今瀬戸でコミニティーFM(RADIO SANQ)のDJをされていると言う。こんなそばにいらっしゃってずっとお会いする機会がなかった。やっと長年気にかけていた、同じタイトル『あじさい寺』を歌わせていただいたお詫びを伝えることができた。ファンの山下さんどうもありがとう。ひょっとしたらこの先《あじさいジョイントライブ》が実現するかもしれませんね…
3月10日から続いた【誓春の旅】は、4263km,19回のライブを無事終えて滋賀の我が家に戻りました。テラスから見える風の丘の桜が2~3部咲き。子供たちの桃ももう蕾が弾けそうです。甲子園の熱戦も終わり、今朝はしっとりとした雨模様。しばらくは琵琶湖を眺めながら静かに過ごそうと思います。次はあじさいの便りを待ちながら…