2016年4月16日土曜日

【 断続的緊急地震速報 】

【 断続的緊急地震速報 】~ たったひとつの地球は生きている ~
16日未明1時25分の地震の揺れは最大級でした。21年前の阪神淡路大震災の時に滋賀で体験した震度5の揺れを強さも長さも軽く超えたものでした。61年、生まれて初めての体験です。津波注意報が出され、荒尾市で聴く初めての津波警報のけたたましいサイレンが20分ほど流されました。近所の方は揺れの大きさとこれからの不安も感じ、海陽中学校に一時100名ほど避難されました。こんな事は多分終戦後初めての事ではないでしょうか? その後も断続的に強い余震が続き、テレビの放送も熊本市内が停電のためNHK以外映らなくなりました。1時間ほどして復旧しましたが、14日の21時26分の1回目の地震を上回る強い揺れにより、熊本県だけではなく広範囲にわたって大きな被害が出ているようです。外では緊急車両のサイレンと時々ヘリコプターの飛来音が鳴り響いて騒然とした状況です。外に出て周りを見渡すとほとんどの家の明かりがついています。深夜にも関わらず到底寝ていられる状況ではありません。被害の状況が心配です。夜が明けるにつれその状況が見えてくると思いますが、現実を受け留めるのが恐いです。相変わらず余震は連続して続いています。ずっと地球が動いているような実感です。不安で心細い方もたくさんいらっしゃると思います。どうかどうかこれ以上被害が広がりませんように。皆さんの無事を祈ります。こんな不安定な、宇宙を飛び回って生きている地球に、たくさんの人間が他の生き物と一緒に住まわせてもらっているのに、奪い合ったり傷つけあったりしている次元ではないとしみじみと感じる不安な夜です。