荒尾の実家で、食事を終え茶の間でNHKのニュースを見ている時でした。23年前の阪神淡路大震災は滋賀で体験しました。7年前の東日本大震災の時は大阪でライブをしている時でした。こんなに短い間に、3つもの大きな地震を体験しました。そう遠くない時期に次の備えが必要な気がします。阿蘇の山々の崩れた傷跡や、橋や山沿いの道の崩落の復旧工事以外は、もう地震の痕跡はあまり見つかりません。やっと傷ついた我が家を取り壊し、更地の土地が増えました。大規模な都市計画をするところ、液状化現象を起こした地域、それぞれの様々な事情で、その上にマイホームを建てるのがすんなりといきません。まだまだ多くの人の苦難が続いています。被災した方々の復興を応援する益城町の〈九州ラーメン党〉にイベントスペースが完成し、“福幸祭”が二日間開かれ、こけら落としにライブをしてきました。(歌っている写真は1枚もありません。失礼!)お客さんを迎える前の状況だけお伝えします。
🎸午後からは西原村にある地域福祉センター[のぎく荘]で1年ぶりの再会ライブでした。皆さんの明るい嬉しそうな表情がありがたいです。歌の力、可能性を実感します。どうぞいつまでも楽しくお元気で!気持ちよく長生きされてください。
◎このたび3カ所の会場をご紹介いただいた被災者のお世話をされ、小学校の先生もされている[小島浩子さん]。お忙しい中いろいろとお世話になりました。昨年に続きありがとうございました。
◎今回はライブは実現しませんでしたが、何度か訪れた《小森仮設住宅〉にご挨拶に立ち寄りました。もう4割近くの方がここを出て行かれたそうです。夏には近くに復興公営住宅が完成する予定で、そうなるとここの仮設もなくなると言うお話でした。でもいいことばかりでもなさそうです。皆さんの交流の場所だった小さなこのお店も閉めることになります。