熊本市東区[秋津仮設住宅]にお邪魔しました。72世帯、約200人の仮の生活。
一昨年の7月5日に開設されて以来、約2割の人がここを出られました。熊本城の天守閣が顔を出しました。上通り下通り、繁華街は以前の賑わいを取り戻しつつあります。みんな前向きに頑張っています。でも取り残されたり、忘れられたり、自分でなんとか頑張ってる人にはなかなか支援の手が薄いようです。まだ4万人以上の方が仮の住まいでの生活を続けています。新しい家を建てるのにも業者が追いつかず、まだ取り壊すことさえもできない住宅もあります。ここ〈秋津町〉や明日伺う〈近見〉あたりも多くの被害のあったのですが、ほとんどニュースにもなりません。でもみんな力を合わせて何とか明るく暮らしてらっしゃいます。仮設住宅の期限が今年の7月でしたが、1年間伸びるそうです。嬉しいことか、… 辛いことか… 。復興公営住宅に入るにはまだまだ時間がかかりそうです。仮設に入りたくても入れない人もいます。
今年揃って90歳になる両親も、老々介護でなんとか踏ん張っています。庭の〈花みずき〉も空に向かって真っ白な花を咲かせています。