2018年11月4日日曜日

【 今年も“秋に黄色に染まります”】〜 11月5日は世界津波の日なのですが…〜

【 今年も“秋に黄色に染まります”】〜 11月5日は世界津波の日なのですが…〜 
今日11月5日は、164年前に和歌山を襲った〈安政南海大地震〉の津波から村を守った物語『稲むらの火』にちなんで制定されました。世界的なものです。ところがその当事者である日本ではまだあまり認知されていません。僕の誕生日とちょうど100年と2日違いです。もともと日本にあった9月1日の〈関東大震災〉にちなんで制定された“防災の日”の方がが関心が強いようです。
11月4日は阿蘇の小国の〈ちちこぶ祭り〉でした。今年は夏の猛暑が影響したせいか、銀杏の葉っぱ自体がちょっと小ぶりで乾燥しているように見えました。全体の葉の数も少ないようです。大風には耐えたのですが、暑さがこたえたようです。それにしても今日の雲1つない真っ青な空に、やっぱりこの黄色い大銀杏の黄色は映え、キラキラとまぶしく輝いていました。『三日月の恋』を、前奏に続き、まさに最初の言葉を歌おうとしたその瞬間、電源が落ちました。「あっ!これは小松女院か❗️その乳母の霊の仕業か❗️」と電源なしの生ギターと生歌で、静かに神妙に歌いました。「この世の中には、理屈では説明できないものが起こるものですね。やっぱり何かを僕らに訴えているのでしょうか… 」なんて真しやかに話ながらステージを終え、「さっきのは何んだったんでしょうねぇ〜…???」と音響の方に尋ねましたら、「な〜ん、子供ん走り回って、コードばけたくって、差込の抜けたったい!」というなんともほのぼのとした呆気ない原因でした。ハハハハハハ… のどかでいいなぁ〜 。そんなあったかい“小国の下城”のお祭りでした。「三日月の恋」は、京都と小国と玖珠を結びつけています。昨年のバスツアーで“鏡が池”の解説をしてくださった[藤崎清高先生]のご夫妻もお越しになり、ご実家の元旅館〈綿屋〉を案内していただきました。130年ほど前から営まれ、日本細菌学の父と呼ばれる[北里柴三郎]さんや日本画家[坂本善三]さんもここに宿泊され、アトリエがわりに絵を書かれていたそうです。