新しい年の幕開けは故郷の〈世界遺産万田坑フェスタ〉です。夕方6時過ぎから歌います。バックにある万田坑立て坑跡は、ライトアップされデジタルの掛け軸、光のページェントとなります。11時から19時まで開かれています。ぜひ足をお運び下さい。荒尾観光大使としての皆様へのご案内です。
旅の続き〜【 信州から尾張を経て九州豊後の玖珠町】です。10月29日の[三日月の恋]にまつわる嵐山・櫻ヶ岡瀧神社秋季例大祭〈瀧の市〉です。昨年はバスツアーで伺いました。悲しい出来事もありました。小松女院と11人の侍女たちが身を投げたこの日、1周忌となりました。昨年の台風の後のぐずついた天気とうってかわって、今年はすばらしい秋の晴天に恵まれ、瀧神社から大吉を頂き、心より歓迎されたような気持ちになりました。屋台やバザーが出て、子供たちは学校を早く終えて祭りを楽しんでいます。大名行列の御神幸、長年続く地元の人だけでの村芝居、立派な土俵での相撲大会など、特に玖珠町の北山田地区は大変な賑わいです。日本のアンデルセンと言われた[久留島武彦]が生まれた町でもあり、〈童話の里〉と呼ばれています。伐株山などの自然の風景が素晴らしく、豊後森の機関庫も有名です。博多から夢の〈ゆふいんの森号〉に乗り、鳥栖、久留米、田主丸、浮羽、夜明…日田、天ヶ瀬… 約2時間の快適な旅でした。豊後森の駅前の〈CD屋アサダ〉では1日中[三日月の恋]が流れています。今は尾道の〈大澤レコード〉と並び日本一僕のCDが売れる店でしょう。次の日には玖珠町の[宿利政和町長]にもご挨拶をし、日本一大きな鯉のぼりのお話をお聞きしました。〈久留島武彦記念館〉では、丁寧なご案内で、ゆっくりと館内を観ることができ、明治大正昭和と全国の子供たちに、読み聞かせをしたり、ボーイスカウトの基礎を作った功績を知りました。隣の公園には日本一大きな石碑もありました。大牟田出身の女将さんのいる〈金太郎食堂〉の“だんご汁”や、〈平川ようかん〉[八嶋さん]の素朴な味わいには感動しました。地元の〈梶原家具店さん〉、〈穴井宮司さん〉、〈三日月の滝温泉さん〉、杵築から[伊藤ゆうさん]などなど、たくさんの人にお世話になりました。楽しい二日間をどうもありがとうございました。