[ここまで続けてきた本当の理由] 2005年5月15日 ここ龍馬館で第1回目のライブが行われました。当時、伏見にあるFM 845の番組のレギュラーがあったことで、中書島にある《さか》と言うスナックがご縁でした。大の阪神ファンのマスター、坂本禎章さんと意気投合して、伏見で開店6周年のライブをしようということで始まりました。しかしその後体調を崩され、その年の12月には店も閉められました。癌と闘い、絶対元気になるんだと、僕のライブを毎回楽しみにされていました。ですから《坂本・龍馬夢ライブ》の坂本はマスターの坂本さんの夢なんです。しかし癌は情け容赦なく進行していき、もう最後には奥さんの寿美子さんの手を借りて酸素ボンベを抱え、二階までの階段を10分ほどかけて上がってきてくださいました。それでも関島君の歌を聞くと元気になるからと毎月来てくださいました。そして『がんばるよ!良くなるから』の願いも届かず、2009年2月20日 天に召されました。本当ならここで止めるとこだったのですが、どこかで《さか》さんが見てくれてると思うと、「寂しいだろうなあ」とそれもできず、じゃあ切りのいいところまで続けようということで、今回の100回までたどり着くことができました。来年が7回忌となります。《さか》さんも納得してくれていると思います。少し肩の荷が降りた気がしています。12月11日の【さよなら坂本・龍馬夢ライブ】が最終回となります。その後ささやかな懇親会&忘年会をしたいと思います。またいつの日か、龍馬館ライブをする時が必ず来ると思います。どうぞその日まで待っていてください。これまで長い間ライブに来てくださいました皆様、本当にありがとうございました。