【 湖西の 秋の街道を行く…】 ～ 一路 近江から～江戸へ ～

いよいよ明日10月3日の『日本橋コンサート』に向けて近江を出発します。あの司馬遼太郎の《街道をゆく》の出発点は、ここ湖西からでした。そして到着する場所が日本の道の始まりの《日本橋》というのも何か不思議な因縁を感じます。この素晴らしい琵琶湖の西側を走る電車がJR湖西線です。江若鉄道から受け継ぎ開業したのは。今からちょうど40年前の1974年7月20日です。全てが高架になっていて踏み切りが1本もありません。それだけ素晴らしい琵琶湖の風景がよく見えるのです。それにしても今年はいろんなものの区切りの年なんだな…
　台風の影響もあり明日はちょっと曇りがちです。故郷を18才で離れ、憧れの東京で大学生活を始めて、そして東京でプロとしてデビューして35年になります。お世話になった方、応援してくださる方、思い出の人や風景が東京にはまだまだたくさん残っています。明日はどんな人と再会できるでしょうか？ どんな出会いがあるでしょうか？ 35年分の思いを込めて、そして60年の人生をたどりながら精一杯歌います。熊本から両親、また千葉からは姉夫婦、東京に住む弟夫婦も来てくれるようです。本当に有難い人生を歩んできました。みなさん今日までどうもありがとうございました。明日元気でお会いしましょう。日本橋でお待ちしております…
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