2015年1月31日土曜日

【 関門海峡に夕日が落ちる 】 〜 花嫁の父はお別れの日に… 〜

33年来の友人、微笑みの画家[市川 武 ]の息子の結婚式に立ち会う。関門橋を渡り下関へ…。花婿の父は淡々としたもの。(とは言え、最後の挨拶で感極まったけどね…鬼の目にも…だね。感動したよ。)さすがに母は小さい頃の苦労を思い浮かべるのか…2度3度涙をぬぐう…。花嫁の母は「しっかりね!幸せになりなさい!」と強く娘を見送る…。花嫁の父は、、、嬉しくて…寂しくて…ちょっと悔しくて… なんか所在なく、腹をくくり、天井を見上げそして、娘に別れをつげる…「幸せになるんだよ‥」
式を終えて外に出ると、ビルの谷間に白い月が… 関門橋の下を外国の貨物船が意外と早いスピードで通り過ぎる… 遠く西の空は今日の夕日が赤く染まっていた… 《 子供たちを見送った両親の背中には、一すじの安堵感と一抹の寂しさが漂っていた…》 
ー いい日だった ー