今回も店内に手作りの「あったか〜い」特設会場を作っていただき、42名のお客様が来て下さいました。何度かコンサートなどでお邪魔した[佐藤幼稚園]の先生方や親御さんもたくさんいらっしいました。なので、こんなに若い、そして女性の多いお客様になってしまいました。いつものようにコンサート終了後にはおいしい和菓子のバイキングと抹茶が振る舞われ、お土産の和菓子とお花もあり、店内は春の花がいっぺんに咲いたように華やかな雰囲気でした。
《 僕たちは1年に一度だけ会いましょう… それをずっと続けていきましょう》
今回のお土産の和菓子。 1枚1枚手書きの絵と言葉が包装紙になっています。
そこに向かう途中に出逢った【桜】がすばらしい花を咲かせていました。[引佐町](いなさ) のある場所で、雨の中362号線を走っていて、たまたまその桜が目に飛び込んできて、引き寄せられるように狭い横道に入って桜の下に向かっていました。そこは高い場所にあり道路側からは全く見えなかったのですが、桜の下に9つのお墓が仲良くきれいに並んでいました。この村から出兵し、南方で命を落とし故郷に戻れなかった若者の霊を弔うものでした。(○○上等兵 24才 マニラにて戦死…)桜はその若者達を優しく包み込むように咲いていました。墓守の桜だったのです。この桜も70年近くこの地で静かに咲き続けているのでしょう。そんな人知れず…様々な思いを受け止めて…咲き続けている桜が日本全国にたくさんあるのだろうなあ。
《この地球の上に 天の川のような 美しい花の星座を 作りたい… 花を見る心が ひとつになって 人々が仲良く 暮らせるように… 》 ー 桜を植え続けた バスの車掌 “佐藤良二さん”の言葉 ー