震災から26日が過ぎました。学校の再開が始まりました。まだまだ前のような状況ではありません。いろいろと我慢しなければいけないことがあります。とは言え子供たちの笑顔に心が救われます。一方で新たな被害の状況やこれからの困難な現実が見えてきます。でも少しずつでも前に進んでいきます。避難から新しい生活への“一歩”を踏み出さなければいけません。その踏み出す力になるのは最終的には“自分の気持ち”です。がんばりましょう❗️
長女の大学の卒業式に出席のためアメリカに来ています。アメリカでも熊本地震へのドーネイションがあちこちで行われています。特に日系のコミュニティー、南加熊本県人会では関心が高いです。
日本を離れる前に、個人や団体からいくつかの募金のお問い合わせをいただきました。少しでも募金の行き先や使い道がわかるような形の募金をしたいと言うことでした。4月23日の滋賀でのチャリティーコンサートでお預かりした210.882円と24日に荒尾シティモールで荒尾市観光協会と協力して行った募金は荒尾市を通じて日本赤十字社へお届けしました。僕自身これからもいろんな形でチャリティーを続けていくことになります。どちらにお預けするかはまだ決めてはいませんが、日本赤十字社などの大きな団体ではなく、少しでも生かされる先が見える、皆さんに納得していただけるような形でお送りできたらと考えています。もし賛同してくださる方がいらっしゃいましたら【関島秀樹 熊本地震 “誓春”募金】と題して皆様から募金を募りたいと思っています。東日本大震災の時はチャリティーコンサートの会場で募金をいただいたり、コンサートの収益やCDの売り上げの一部をまとめて被災地へお送りしておりました。でも今回のように募金に名前をつけたのは初めてです。なにせ初めての事ですから、これから準備を進めていこうと思います。手数料などかからず、なるべく募金された金額がそのまま生かせるような形を整えたいと思っています。今しばらく時間をいただけたらと思います。法的なことも含めてうまく整いましたらお知らせいたします。またこういう形が難しいと言うことでしたらまた別の形で考えたいと思っています。気持ちばかり先走る素人の考えで申し訳ございません。何か良いアドバイスがございましたら教えていただけたらと思います。今は遠く離れて、できることを考えています。これまでの新聞で報道された記事を添付いたします。「稲むらの火」や「誓春」など、東日本大震災の被災地にも届けたCDを荒尾及び玉名、長洲の小中学校でも生かしてもらえたらと、寄贈するお話は、震災前の4月13日にそれぞれの役所に伺い、その時に28日に教育長にCDをお渡しする段取りが決まっていました。なんとも間の悪い流れになってしまいました。
2016.4.29 熊本日日新聞掲載
2016.4.29 中日新聞掲載
2016.5.3 讀賣新聞掲載