2016年5月5日木曜日

避難所の食事をいただきました。 一新小学校

【 避難所の食事をいただきました】〜歴史ある一新小学校は地域の絆も強い !〜
3度目の訪問になります。今回初めて歌をお届けしました。3日前から自衛隊の方も帰られて、食事の配給は自分たちでやってらっしゃいます。この一帯は家が壊れたり赤い紙が貼られて中に入れない方がが多く、一時は2,000人程いた避難者も今は50人程ですが、まだ住むあてがないので、学校が再開しても体育館にこのまましばらくの残られるそうです。食事が少し残ったと言うことで、今夜の夕食のコロッケカレーをいただきました。とても美味しい味でしたが、この単品です。こんな感じの色中を3週間食べるのは辛いだろうなぁと感じました。生野菜や果物はほとんど食べられてないと思いますし、体育館にはテーブルもありません。プライバシーはありませんし、自分だけのテレビや音楽を聴くこともできません。先が見えないので話をしても楽しい話題にはなかなかなりません。ですから各グループごとにまとまっていらっしゃいますが他の方と話をするような様子は見受けられません。本当に家族だけで静かにいちにちを過ごしていらっしゃいます。今日はこどもの日、運動場や体育館で、子供たちが思いっきり遊び、笑い声が弾ける日がいちにちも早く来ることを祈るばかりです。ここに避難している声楽家の[原田千春さん]が藤崎台球場のクスノキの歌を昨日皆さんに伝えられました。益城町の炊き出しの手伝いから帰ってきた長年の音楽仲間でドラマー&パーカッショニストの[堀川誠くん]が急遽参加してくれて、2人でのコンサートとなりました。千春さんは長期の避難所生活で気管支を痛めてしまい、今は歌唱禁止ですが、ここでもの久しぶりの音楽仲間の笑顔のスリーショットです。ツーショットの横に微笑むかわいい女性は、この学校の後藤校長先生で、今日5月5日が誕生日でした。これでも以前に比べると、少しずつ少しずつ、明るさと微笑み、笑い声が聞こえるようになりました。