2016年8月27日土曜日

九州新幹線“さくら”で桜島へ

【 九州新幹線“さくら”で桜島へ 】〜 鹿児島が近くなったなぁ 〜
若い時は、東京から急行〈桜島〉で20時間以上かかって熊本まで帰っていました。今は熊本から新幹線で最速50分ほどです。トンネルと防音壁で見られる景色がごく限られてしまいました。今日も[桜島]は錦江湾を眺めながら、ドンとたたずんでおりました。僕が初めて鹿児島でライブをしたのは、今から35年前、〈天文館〉通りにあったライブハウスでした。名前も忘れてしまいましたが、その頃大変世話になった“南日本放送”を訪ね、今も現役で番組を持ってらっしゃる[横山欣司アナウンサー]と30数年ぶりに再会することができました。(9月27日には南日本放送の番組が決まりました)。路面電車とアーケード街と天文館。街の落ち着きは今もさほど変わってないような気もしました。大船渡でも立ち寄りましたが、ここにも“屋台村”が人気があって賑わっていました。お昼は海鮮酒場〈こころ〉でマスターオススメの“海鮮丼”をいただきました。うまかったなあ〜。市内のビル群から見上げる夏の終わりの空です。桜島は霞んでいましたが、まだまっ青な夏の空です。朝ドラ「あさが来た」で[ディーン藤岡]が演じた事でも人気が出た、薩摩生まれの大実業家[五代友厚]の銅像と出くわしました。現在、彼の波瀾万丈な人生と素晴らしい人間性を描いた映画が製作されていると言うことです。肥後八代生まれの偉大な石工[岩永三五郎]が築いた、見事な美しい石の橋(西田橋)が市内に残されています。
ライブは、天文館の繁華街のただ中にある《シェルター》。音楽が心底大好きな音にこだわっているマスターがいろんな人にステージを解放していて、夜な夜なここで生の演奏がされいるそうです。今回も徳之島出身のサックス奏者[吉澤レイモンド武尊]くんが数曲サポートしてくれました。熱いライブの後はさらにに熱い打ち上げです。天文館は不思議なほどたくさんの人で賑わっていました。前回のライブの後に盛り上がった居酒屋〈のすけ(ダイスケオーナー)〉の壁には、その時のサインが残されていました。ちょうど1ヵ月前だったんだ〜。今回も中学校の親友[園木俊郎]クンも、渋谷の“らんたん”にも来てくれた歌手を夢見ている女性も里帰りを利用してわざわざ来てくださいました。来月の27日には姶良市と鹿児島市内でのライブ、10月1日にはホールでのコンサートと急に薩摩とのご縁が広がってきたようです。さぁ、明日28日はいよいよ4月から地震のために延期されていた[デビュー37周年のコンサート]が生まれ故郷の《荒尾》で開かれます。暑さは少し和らぎました、台風がちょっと僕を気にしているようです…