2016年11月25日金曜日

【 37年ぶりのコットン同窓会ライブ 】〜 それぞれの時の移ろいを振り返りながら… 〜

【 37年ぶりのコットン同窓会ライブ 】〜 それぞれの時の移ろいを振り返りながら… 〜
ふるさと荒尾に本格的なおしゃれな喫茶店ができたのがここ“コットン”でした。この辺にはマクドナルドも、コンビニも、ファーストフード店も郊外型レストランもなかった40年前のことです。それぞれに懐かしく、あったかく、ほろ苦い思い出があります。今日もその時以来のお客様もいらっしゃいました。店の外観、中の雰囲気、マスターの入江さん、奥様も、ほぼほぼあの頃のままです。僕が小、中、高校生の頃の[古閑幹士市長]の91歳になられた奥さま、3年前に亡くなった画家[坂田黎一先生]の奥様、デビューの頃から音楽のことでお世話になっている岡野先輩夫妻、第一中学校の時の野球部の関先輩、学校の先輩やら後輩やら、東京や大阪から里帰りを兼ねて訪ねてくれた友、尾道からもおいでくださいました。デビュー当時から応援してくださっているファンの方、ご近所の方、コットンの常連さん、それに88歳になったばかりの僕の両親も手を携えて来てくれました。本当に37年ぶりのそれぞれの同窓会のライブとなりました。その中で初めてお会いした山内篤司先生。少し前にお手紙をいただき、ルイアームストロングの歌う名曲『この素晴らしき世界』に熊本弁で歌詞をつけて送ってくださいました。それがなかなかすばらしいのです。この歌を、熊本弁の歌詞で、ぜひ僕に歌って欲しいと言うことでした。それには訳がありました。余命を宣告され、今癌との闘病中なのです。普段から新聞などに投書をされたり、『肥後モッコスのつぶやき』と言う本も出されました。すべて熊本城復興のために寄付をされています。そんなまっすぐな、正義感のある、熱血な、モッコス先生だからこんな素晴らしい詞も書けるんでしょう。なんと僕と同じ学年でした。奥様もそうです。何か不思議なご縁を感じて次回はぜひ先生の前でこの『この素晴らしき世界』を歌いたいと約束しました。