2014年8月30日土曜日

【24時間テレビ スタート】 〜 熊本で ささやかな応援~

 もう、何回目になるかなあ。KKT熊本県民テレビでの応援参加。20年ほど前は、まあ、若かったし、何年かメインパーソナリティをやらせてもらったこともありました。その時、その年のテーマに合わせて曲を作りました。『今 はじめよう』『家族』『夢のちから』『がんばる君のために』...今も大切に歌っています。明日の生ライブでは、歌えるだけ、この歌を歌います。僕の歌が誰かの力のになるのでしたら…。たった一人だけでも… 待っている人がいれば… 喜んでくれる人が、元気になる人がいれば… 。
 9月20日の35周年記念コンサートin 名古屋には、20年の付き合いのある、筋ジストロフィーの人形劇団「紙風船」と「フレッシュ」が応援に駆けつけてくれ、僕とコラボレーションをしてくれます。
 9月7日からは、11回目の被災地押しかけコンサートで、福島〜宮城〜岩手と巡ってきます。3年半たっても不自由な生活が続いています。ふるさとに帰りたくても帰れない人が、まだまだいっぱいいっぱいいらっしゃいます。行方不明の方も多くいらっしゃって、現実を未だに受け入れられない方もいらっしゃいます。もちろん、がばっている方も大勢… 。被災地の今を受け止め、皆さんにお伝えします。広島の被災地も大変な生活が続いています。できるものが、できることから… 。「今 はじめよう」「がんばる君のために」… まだまだ、頑張ります。
▽写真①②・・2011年、震災の年の岩手募金会場にて ③昨年の熊本






▼人形劇団「紙風船」のご紹介とテーマ曲『風を下さい』

2014年8月28日木曜日

【 復習するは我にあり 】 〜 旅をするなら 何がいい? 〜

今回は飛行機だ。世界につながる空港の雰囲気は大好きだが、国内はちょこちょこ面倒臭さい。怖くはないが、万が一の覚悟はいる。それを乗り越えて、様々な制約を甘んじて受けながらも、最近はLCCの格安に惹かれて時々利用する。安さではバスも負けてない。夜に移動出来,近くまで行ってくれるからありがたい。快適になったとはいえ,座席と空間の窮屈さは致し方ない。中庸が列車だろう。これがなかなか安くならない。しかし、車内をうろついたり、気が向いたら途中下車したり、変更したり、風景やいろんなものとの出会いがあり、自由さはこれが一番だ。でも、本当に自由で好き勝手に行けるのは車だ。荷物も好きなだけ詰められる。ただこれが移動中に眠れないのが辛い。ガソリンは上がる。高速は下がらない。車が一番高くつく。な〜んだ、結局安い旅を選ぶんだ〜。さびしい…。いつか、その時の気分で、好きなものに乗って、自由に旅ができたらいいなあ〜。35周年コンサート荒尾が終わり、京都伏見「龍馬館」と木屋町「わからんや」の抜け殻ライブが終わった。とは自分が言ってるだけで、力の抜けた、それはそれでいいライブだとは思うけど…。この10日、我が人生を振り返り、音楽の道を辿りながら、次の後半の人生に向けての復習をしていました。

復讐するは我にあり 》 今夜また、再放送があるそうです。ドラマは根津甚八さん主演で素晴らしいですが、僕の演技は幼いので、恥ずかしい…多分29才だったと思います。一応放送時間は…スカパーTBSチャンネル午後7:00~午後9:10  です。







2014年8月27日水曜日

【 最後は勝つことへの執着の違いなのかな〜 】

一週間のご無沙汰でした 。 
1979年デビュー以来最大の出来事。ふるさとでの35周年記念のコンサートが無事終わり、我が家の家族はアメリカに戻り、日本各地で大雨での大変な被害がでて、高校球児の甲子園も今年も爽やかな感動を残しゲームセット。僕は新たな旅立ちの準備に入りました。勝負を分けるものは「絶対優勝する!」と「楽しみたい!」の気持ちの違いなのだろうか? 今僕は、達成感の後の燃え尽き症候群なのか?蝉の抜け殻状態のようだ。「想いは届く!」と言う。後半戦に向けてもう一度気持ちを奮い立たせよう!
 我が家の近くのジョギングコースに清林パ―という公園があります。奈良時代に相撲で活躍し、行事としても相撲の四十八手の基礎を作ったとされる志賀青林の功績をたたえて作られた公園です。いつも駆け上る115段の石段の先には、比良山系、琵琶湖バレーのロープウェイが見え、上からは公園ごしに琵琶湖が見える僕のお気に入りの公園です。熊本城マラソンまであと半年…








2014年8月18日月曜日

【 琵琶湖から 新しい日が昇ってきた 】 〜 さあ 後半戦だ!〜



久しぶりに琵琶湖からすばらしい朝日が昇ってきた。荒尾でのデビュー35周年コンサートのため、しばらく滋賀を留守にしていた。帰ってきたらずっと雨模様。ようやく、幸せな朝陽を拝むことが出来た。たくさんの皆さんに助けていただき、大成功のコンサートに、感謝の気持ちでいっぱいです。昨日、この夏初めてツクツクボウシの鳴き声を聞いた。秋が近づいている。
さあ、夏休みも終わり。後半戦、またひと頑張りだ!いいことが待ってるぞ〜‼︎ どちらかでお会いしましょう…

2014年8月16日土曜日

【 故郷のゆる~い ひととき… 】 ~ お盆に 地元で こんなんもええで~ ~

城北高校逆転勝ちだ〜! 凄いなあ〜 千葉の皆さん、姉ちゃんごめんね! 近江高校も大勝しました。徳島の皆さん、申し訳ないです!


今日は大雨の中、滋賀の地元の公民館で地域の方たちとの歌声の会にゲスト出演。「恋ひの永源寺」に振付して踊っていただいたり、仲間内で作られた「君待つ琵琶湖」を一緒に歌ったり、隠し芸あり、のど自慢ありで、最後はお決まりの「琵琶湖周航の歌」で締め。のんびりとゆったりとした、平和な楽しいひとときでした。世間はこの大雨とUターンラッシュで大変な時に、こんなゆる〜いお盆の過ごし方も…いいなあ〜。でも、 今夜の京都の五山の送り火は…どうかなあ〜

昨夜は、ペリリュー島の戦いのドラマで13日はドキュメンタリーで、母校玉名高校の先輩、中川州男大佐が島民を助けた主人公で取り上げられた。忘れられた壮絶な戦いと言われてあまり語られて来なかった70年前の事実だ。
地球の反対側のブラジルには“海を渡った侍”として、母校の一つ先輩、堤寿彦、早苗夫妻がテレビで紹介された。三年前「帰らんちゃよか」が大人気だからと僕をブラジルに呼んでくれた恩人だが、ワールドカップサッカーからオリンピックと注目を浴びるブラジルで頑張っている。誇らしい先輩方が沢山活躍されている。出演の藤岡弘さんとリオのコパカパーナ海岸にて…(写真1)







2014年8月15日金曜日

【生きてきた】 ~ お盆と終戦の日に 感謝と慰霊の気持ちで…~

今日はお盆。ふるさとを思い出す日。先祖、両親、家族、友、恩師、お世話になった人々…。終戦の日でもある。この国を、大切な人を、大事なものを守った人々…。そのために、命や、かけがえのないものを失った方々…。 多くの方達のおかげで、今を生きています。ありがとうございます。
父と母です(写真2)。この秋、揃って86歳を迎えます。父は、兄を戦争で亡くしました。母は、昭和20年7月26日の荒尾の空襲で全てを焼かれ、焼夷弾を受け、生死をさまよいました。今もその時の破片が3個、体にとどまっています。父はあまり戦時中の話をしません。もう一人の兄も、姉も若くして亡くし、たった一人です。父の寂しがり屋はそのせいでしょうか? 母は長女で、放蕩の父とアメリカ育ちの奔放な母の間で五人の弟妹の面倒を見てきました。負けず嫌いのしっかりものは、そんな人生を歩いたからかもしれません。何はともあれ、駆け落ちのような大恋愛の末に結ばれた二人から生まれたのです。奇跡の命の誕生から60年。両親も元気で35周年コンサートを見届けてくれました。僕の家族もアメリカから帰って来て、未だ頼りない夫とチチの姿を目に焼き付け日本を離れました。69年前に戦った国に暮らしています。誰もが戦争を憎んで、もう二度と大切なものを無くす、悲しみは味わいたくないと思っているはずなのに、争いが繰り返される。すべての戦争犠牲者の鎮魂と戦火を繰り返さない誓いを込めての慰霊さえ、他国の人には理解してもらうのは容易なことではない。我が子を亡くす悲しみは誰も同じなはずなのに…
8月15日~ 新たなるスタートを切る。また、さらに近づいた還暦を前に、終戦の日に、平和を祈り、不戦を誓い、久々に近江路を走ってみる!
写真4・・もう来月に迫った9月20日の〝35周年記念コンサートIN名古屋〟の打ち合わせに行ってきました。名古屋のセントラルパークにて…





2014年8月10日日曜日

【 桜は散らずに 吹かれてる 】 ~ 新しい風 吹いてきた ~

16歳で早世し、再来年に生誕100年を迎える天才詩人海達公子さんは、今から80年ほど前にこの荒尾で、僕との出会いを予感して、この詩を残してくれたのだろうか… 今の僕にプレゼントしていただいたような詩です。海達公子さんの生まれは長野県です。僕の関島という名前のルーツは長野県だと言われています。ひょっとして海達家と関島家は、遠い昔どこかで何かご縁があったのかもしれませんね。そんな想像の翼を広げています… 


8月9日の35周年コンサートで精一杯燃え尽きた次の日、ゲストで出演して頂いた“クラフト”のライブが熊本市内で行われ、今度は僕がゲストとして出演して来ました。会場いっぱいのお客様。リーダーの三井誠さんの熊本時代の同級生もたくさん来てくださってました。昨年から何度か各地で復活ライブを続けてきたクラフト。ライブの勘も戻り、ますます楽しみもやる気も湧き出てきて、来年もまた熊本で里帰りライブをしようという声さえ出てきています。今からちょうど35年前1979年に解散したクラフト。そしてその年にデビューした関島秀樹。35年目に素晴らしいコラボレーションが熊本で実現しました。本当にありがとうございました。楽しい夢のような2日間でした。



見事終了 ! 完全燃焼 !感謝感激!!

〜 皆さんありがとうございました〜
思い残す事はありません。35周年の3時間半のコンサートでした。
僕のわがままな思いをいっぱいに詰めたコンサートでした。盛り上げて下さったゲストの方、賛助出演の方々、メンバースタッフ、そして何より台風にもかかわらず、たくさん会場に足を運んでくださったお客様の皆さん!本当にありがとうございました。全てやり切りました。今日からまた新しいスタートです。海達公子の詩『やはらかい風 ふいてきた 櫻は散らずに 吹いている』まさにこの心境です。また新しい情熱が湧いてきました。少し欲も出てきました。大切な人、ありがたい方が見えてきました。まだまだ十分に、その応援に応えられていません。まだまだ精進し、もっともっと自分を磨いて頑張っていきたいと思います。これからもどうぞよろしくお願いいたします。2014年.8月9日 天気から何から、全てがうまく行ったこの日に、支えて下さったすべての皆様に感謝とお礼の気持ちを込めて… ありがとうございました。 関島秀樹





2014年8月9日土曜日

【 いよいよ 明日の夕方 大暴れ!】 ~台風じゃないんだよ ~

招待状のない台風は、入場を諦めたみたいです。晴れ男のうっちゃりかあ〜! メンバーも揃い、いよいよ明日、本番です。リハーサルにも熱が入ります。それに先立ち朝8時から海達公子の詩碑の除幕式がありました。8.8.8に語呂合わせ、末広がりに、いいことがたくさんありますように… 雨も降らず、少し涼しげな四山の中腹。九州特有のあのクマゼミの蝉時雨を聞きながら、16歳の若さで亡くなり、再来年生誕100年を迎える郷里の詩人に深く思いを寄せた。





【 新たなる 旅立ちの朝 】~ いよいよ 出発の時です ~

皆さんおはようございます。今日は関島秀樹デビュー35周年記念、東日本大震災復興応援チャリティーコンサートの当日となりました。1954年11月3日、この地に生まれ、1979年4月25日、この仕事を始めてようやくここまでたどり着くことができました。これも皆様の温かい応援のおかげと心より感謝をしております。心配された台風も少し進路を変えてくれまして、その分違う地域の皆様にご迷惑をおかけするかもしれませんが、どうか被害が最小限で終わりますように…
さてコンサートの準備も万端整いまして、いよいよ夕方の6時30分から無事にスタートすることができることとなりました。故郷を思い、子供たちに未来を託し、家族に感謝しながら皆さんとの再会を楽しみにしております。素晴らしいメンバーと、素敵なゲスト、応援に駆けつけてくださった皆さん,支えてくれたスタッフとともに、今までで一番のステージを目指し、心を込めて、僕の59歳の、今の、歌と情熱をしっかりお届けしたいと思います。どうぞお気をつけておいで下さい。心よりお待ちしております。
2014.8.9 関島秀樹


2014年8月7日木曜日

【 コンサートまであと二日 】 ~ 僕はずっと 幸運だったから… ~

みんな、台風を心配してくださる。7日11日、“るろうに剣“ 万田坑イベント。8月2日、荒尾の“荒炎祭”。共に台風の影響で、中止となんとか予定をクリアー。さあ、3度目の8月9日の“デビュー35周年コンサート”はどうだろうか? これまでの様々な困難も、ただ幸運という言葉で全て乗り切ってきた。いつも何か…誰か…が助けてくれた。まだ,運は尽きていないだろう。“人事を尽くして天命を待つ” 故郷の海に向かいて…しみじみ思う。めぐみ幼稚園の子供たちも、荒尾太鼓の娘たちにも力が入っている。荒尾第一小学校。海陽中学校、荒尾、玉名、南関高校の各生徒たちも応援に駆けつけてくれることを心待ちにしている。どうか皆さんが安心して会場に来られて、気持ちよくコンサートがスタートできますように…
そして、明日8月8日(金)朝8時から、海達公子の詩碑の序幕式が四山の中腹、”文学の散歩道“で行われます。玉名高校の先輩でもあり、“櫻”という詞を選んで、僕の自筆の字で刻んでもらった。『やはらかい風 ふいてきた 櫻は散らずに 吹かれてる』明日は素晴らしい天気になりそうだ…




2014年8月4日月曜日

荒炎祭 見事に終了! 〜 今の平和があるのは… 〜

台風の影響で直前まで危ぶまれて荒炎祭も何とか無事に終えることができました。晴れ男面目躍如!です。よさこいをもじった、地元炭坑節を取り入れた、“さのよい” 踊り。どこも、少女ブームに乗った、地元アイドル MJK… 、のど自慢に、美人コンテストなどなど盛りだくさん!また、見事な手作りの祭りの山車の行列、そして最後は荒尾音頭と炭坑節の総踊り。会場には地元特産の屋台が並び、この雨空にもかかわらず、たくさんの人たちが集まってくださいまして、盛大なうちに終了することができました。あらお観光大使としても、改めて皆様に御礼を申し上げます。どうもありがとうございました。懐かしい顔、久しぶりの方々にも再会することができ、これが地元での仕事の嬉しいところでもあります。さぁこれで8月9日の35周年コンサートに弾みがつきました。皆さんぜひお出かけください。
さて、今回で4度目になります、鹿児島 知覧特攻平和会館。何度訪れても、特攻隊員として若き命を散らした方の写真…名前…残された手紙…それらを見るだけで胸が熱くなり涙が込み上げてくる。あいにくの天候にも関わらず、若い方、子供たち、家族連れ、年配の方、外国人、そしてその当時戦争を体験されただろう、杖ついたり車椅子でいらっしゃる御高齢の方…。皆さん神妙な面持ちで、立ち止まり、じっと見つめ、ため息をつき、そして涙されている人も…。今年も全国の学校などから千羽鶴や平和の思いを込めたメッセージがたくさん届いている。短絡的で感情に流されているのは承知の上で、この楽しい夏休みに、一部だろうがたくさんの人たちがここを訪れ、特に若者や子供たちが過去の悲惨な事実を真剣に受け止めている姿を見ていると、日本はもう二度とあのような悲しい戦争を起こすことはないだろうと確信するのだが…。僕のささやかな親としての最低限の責任は、この事実を我が子に伝えることだ。今回は、アメリカで暮らす下の娘を連れて訪れてみた。何を感じてくれただろう…

















2014年8月3日日曜日

【 開聞岳 足湯に浸かり ありがたきかな… 】~ 台風か 夏の暑さか あと3日… ~

指宿の砂風呂に埋もれて、平和をかみしめる。
今日は、広島に原爆が投下された日だ。毎年、梅雨に沖縄を思い、底抜けに楽しいはずの夏休みに、広島、長崎、終戦を思い出す。お盆に先人、祖先、家族を想い、感謝をし、手を合わせ霊を弔い歴史に触れるということは、日本人にとって大切な、ありがたいことだろう。
夏の天気が変わってきた。地球の変化の警告かもしれない。晴れ男を自称し続けるためにも、どうか9日のコンサートには上がって欲しい。どうか気持ち良く来て、心地よくなって、快く帰っていただきたい。35年分の気持ちを込めて、心よりお願いしたいと思います。
コンサートでコラボレーションする、桜ゆりかご会の、心の平均年齢23歳の乙女たち。めぐみ幼稚園の園児たちとの練習も熱を帯びてきた!






朝早くRKKのさんさんラジオに出演して、生歌をちょっと披露。パーソナリティの奥田圭ちゃんとすみママと…


2014年8月1日金曜日

【 さあ 今日から八月だあ〜 】

〜 いよいよ “るろうに剣心” の公開だ!〜
南から台風が近づいている…。7月11日の【るろうに剣心】のイベントは台風の影響で中止になりました。残念ながら、今大人気の【佐藤健くん】とのステージ上での出会いもなくなってしまいました。でもふるさとの万田坑跡で撮影があったということで、大友監督や出演者、スタッフの皆さんに荒尾市の素晴らしさを見ていただいて、これ以上の喜びはありません。この映画の大ヒットとともに、荒尾や熊本が更に注目されることを期待しています。
それにしても気になる台風の動きです。明日2日は、荒炎祭です。まずこのお祭りで盛り上がって、8月9日の35周年記念コンサートに突入したいと思います。その間、テレビやラジオに出演してどんどんPRをしますので、お時間のある方はぜひご覧、お聴きください。さあ〜この夏空と雲に向かって、気合だあ〜!

▼故郷の素晴らしい干潟が、ラムサール条約に契約されたことを記念して今回のコンサートの為に書いた曲の詩をご紹介します。

「美しきふるさと」~荒尾の干潟(ひがた)~
          作詞・作曲 関島秀樹
一)
ふるさとの 海に向(むか)いて
過ぎ去りし 我人生を 潮騒に聞く
若き日に 置き忘れた
淡き夢 恋の憧れ 忘れ得ぬ人
 あぁ ふるさとの薫り 遠くなりゆく
    帰るたび いとおしき 想いは募る

二)
有明の 潮の満ち引き
悠久(ゆうきゅう)の 時の流れは 今も変わらず
雲仙に 夕陽が落ちる
遠浅の 波がまばゆい 荒尾の干潟
 あぁ 美しき海 我ふるさと
    いつまでも 変らずに いつまでも

三)
小岱(しょうだい)の 峰に抱(いだ)かれ
新しき 朝の陽が差す 緑の町よ
遠い国へ 渡る鳥たち
長き旅 羽根を休める 海のオアシス
 あぁ 有明の風 世界へ届け 
    残したい すばらしき 命の海を
  
あぁ 有明の恵(めぐみ) 母のぬくもり
   守りたい 変わらずに いつまでも
あぁ 美しき海 我ふるさと
   いつまでも 変わらずに いつまでも