2016年6月27日月曜日

中日新聞で紹介されました。

昨日の「熊本地震復興応援チャリティーコンサート」には、たくさんの方におでかけいただきありがとうございました。
これからもよろしくお願いいたします。
※今朝の中日新聞(滋賀版)に記事が掲載されています。
http://www.chunichi.co.jp/…/20160627/CK2016062702000015.html

2016年6月26日日曜日

【 熊本を代表して感謝申し上げます】〜 ありがたくて 嬉しくて … 〜

【 熊本を代表して感謝申し上げます】〜 ありがたくて 嬉しくて … 〜
梅雨が続く中、貴重な晴天の1日に、旧志賀町の〈和邇文化センター〉での[熊本・大分復興応援チャリティーコンサート]へこんなにもたくさんの方が集まってくださいました。昔からお世話になっていた地元の方々がこのコンサートを提案してくださいまして、多くの皆さんが手分けをして声をかけてくださいました。熊本地震の記憶が少しずつ薄れかけているところでしたが、このところの大雨でまた少し皆さんの心配する気持ちが蘇ってきたようです。たくさんの音楽仲間も全くの手弁当で参加してくださいました。地元の方を始め多くの方々がボランティアで盛り上げてくださいました。これから集計をさせていただきますが、思ったよりもたくさんの義援金を被災地にお届けできそうです。その形は後日お知らせさせていただきます。本当にありがとうございました。まだまだ大変な生活を続けていらっしゃる方がたくさんおいでです。昨年もコンサートをやらせていただきました熊本駅前の“森都心ホール”が現在も使用不能で、ロビーに避難されている方が今なおいらっしゃると言うことに愕然としてしまいました。3年前に影絵の劇団[まつぼっくり]と【稲むらの火】をコラボレーションした[益城町町民ホール]もまだ大変な状況のままです。そして東日本の被災地の皆さんのことも忘れてはいけません。自分の力のなさにもどかしさを感じます。でも、立ち止まるわけにはいけません。本当にささやかですが、自分がやれることを続けていきたいと思います。
《がんばるけん! 負けんばい! 熊本‼️











2016年6月23日木曜日

【 沖縄慰霊の日に思う 】~ 島津亜矢さんの千秋楽 ~

【 沖縄慰霊の日に思う 】~ 島津亜矢さんの千秋楽 ~
1945年4月1日、アメリカ軍が沖縄に上陸し悲惨な地上戦が繰り広げられた。その間約20万人以上の方が犠牲になり、94,000人余りは民間人の方だ。沖縄県民の4人に1人が犠牲になったと言われている。6月23日に組織的な戦闘が終結されたと言うことでこの日が[沖縄慰霊の日]となっている。
今もなお犠牲者の遺骨さえが戻らない方も多くあり、日米安保条約に基づく在日米軍基地の約75%が国土の約0.6%の沖縄に集中し、基地の重圧に苦しめられたり、アメリカ軍関係の事件や事故も後を絶たない。それらの多くの犠牲の上に今の日本全体の平和が保たれていることを一時も忘れてはならないのだ。近年、「海の日」や「山の日」が国民の休日として生まれてきているが、僕はこの日を『平和の日』として、平和を考える日にしても良いのではないかと思っている。
そんなこの日、[島津亜矢さん]の大阪新歌舞伎座での公演が無事最終日を迎えました。6月4日からの全28回もの長丁場のステージでした。第一部のお芝居は山本周五郎の「野分」を原作とした「お紋の風」。二部は、今や脂の乗り切ったのびのびとした、そして心に染み入るすばらしい歌のステージでした。もちろん昨年の紅白で歌われた『帰らんちゃよか』も印象的な演出でドラマチックに歌ってくださいました。この間、体調も壊さず最高のコンディションで素晴らしい公演を終えられました。この後は7月8日から26日までの東京の明治座公演です。関東でのテレビスポットでは「帰らんちゃよか」が流れているようです。今ノリに乗っている島津亜矢さんのステージをぜひご覧ください。帰りに、めったに行かない「夫婦善哉」で有名な“法善寺横丁”の「水掛不動」に立ち寄りお参りをしてきました。ここでも熊本地震の募金を受け付けてらっしゃって、ありがたくて胸が熱くなりました。それから歩いて近くの、ここも生まれて3度目でしょうか? 道頓堀橋は外国人観光客の方を中心に大変な賑わいでした。あれもこれも、多くの方々の犠牲と努力によってもたらされた今の平和な日本のおかげです。先人のたくさんの犠牲者の方への追悼と感謝の気持ちを持ち続け、努力をせずして、じっとして平和が続くことではないと言うことを心しておかなければいけないとしみじみと思います。
《 自然災害もそうですが、世界も常に動いています。いつどこで何が起こるか… 何か起こった時にどうすればいいか… 準備と覚悟が必要です 》








2016年6月19日日曜日

〜 父の日に新たなる出航を夢見て… 〜

【 雨に煙る大阪に故郷を想う…】〜 父の日に新たなる出航を夢見て… 〜
関西玉高同窓会の会場、KKRホテルの14階の窓から目の前に大阪城が見える。白と黒とのモノトーンの熊本城を見慣れたものとしてはちょっと違和感がある。全体として緑色なのだ。熊本県人としては、一家の大黒柱が急に病で倒れ、瀕死の状況のような感覚だ。悲しくていたたまれない。早く元気になって欲しい! 内田会長の回復を心よりお祈りします。毎年元気で再開できるのが一番の喜びです。何十年も関西に居て、初めて参加された方もいらっしゃいました。縁は生まれるものでしょうか? 作り出すものでしょうか? 校歌は僕らのビタミン剤です。
次に行ったのは、大正町の尻無川に停泊中の船、ボートハウス[sunset 2117]での『船上バーベキューカクテルパーティー』です。去年の3月に続いて2回目です。この企画してくれた[高村光有クン]は玉名高校の同級生で、関西のバーテンダーの中では知らない人はいないぐらい尊敬されるバーテンダーで、大阪府からもその技量を職人として認められ表彰された、バーテンダーいう職業を確立した男です。北の新地で〈酒肴人〉と言う店を長年やって居て、多くのバーテンダーも育てた信頼の厚い“親方”です。停泊してるとは言え、川に浮かび、水に揺られ、環状線が走り、京セラドームが目の前にあり、遠くに街のビル群が見える、時折ボートが走る、なんとも都会の大人の雰囲気を感じさせるすばらしいシチュエーションです。5時間、コンサートを挟み、極上のオリジナル料理に、思い思いのアルコールやカクテルを飲みながら、川風に吹かれ、ゆっくりと流れる時間に身を任せるのは最高の贅沢です。恒例にしようと、また来年も企画します。ぜひいちど体感してみて下さい。仕上げは、高菜ご飯と玉名ラーメンでした。
《父の日に 父を思いて 我身知る だんだん似てくる 父の仕草に … 》
《若い日、僕は父から旅立ちたかったんだろうか… それとも母から逃げたかったんだろうか…》












2016年6月18日土曜日

Dreamer〜夢を追い続ける人…

【 Dreamer〜夢を追い続ける人… 】〜 ミュージカルは僕の音楽の原点 〜
ブロードウェイミュージカルの最高峰〈トニー賞〉の今年の作品賞は[ハミルトン]でした。ミュージカルはアメリカが生んだ人類へのすばらしい宝物でしょう。他種多様な人間が生きるアメリカならではの苦悩とチャレンジと挫折から生まれた【希望】です。自由と平等の民主主義を掲げながら、それゆえのジレンマがあります。世界は不平等と貧困と格差社会の歪みから、将来の見えない苛立ちは、力や暴力によって社会を変えようと言う動きが広がっています。受け入れる、分かち合う、許し合う、認め合う、理解し合う、それぞれの文化や価値観を尊敬し合う、そんな【寛容】が今失われています。戦いの20世紀から心豊かな21世紀を目指したはずですが、また後戻りするような世界の風潮はかなり深刻です。全てを肯定はできませんが、自由と平等と愛することを教えてくれ、“生きることの素晴らしさ”に気づかせてくれたのはアメリカのエンターテイメントでした。〈生きる希望と喜びがなければ人生は寂しいものです〉
今日は紫陽花の咲く京都伏見の[藤森神社]で毎月行われている手づくり市の奉納ライブに参加してきました。熊本地震への支援も兼ねて募金箱も設置され、その義援金もまた託されました。30年ほど前のKBS京都やFM 845時代のファンの方から、俳優で殺陣師の浅井誠さん(写真8)。岡山にいらっしゃる遠い関島家の親戚と言われる方との初対面の出会いまでありました(写真9)。昨年、関島家のルーツを探しに長野の飯田を訪ねましたが、今回は親戚と言うことで、初めて聞いた話ですが、もっと近い確実な間柄のようです。まぁなんと言う出会いを作ってくれたんでしょう❗️他にもたくさんの再会と出会いがありました。やはりただ者ではない由緒ある藤森神社です。37年前のデビュー曲「あじさい寺」の北鎌倉“明月院”を思い出しながら境内の紫陽花苑を歩いてみました。真夏のような日差しに『♪雨降り待つは あじさい寺…♪』でした。
《 歌は空腹を満たしたり、建物を立てたりはできませんが、ひとときの心の安らぎと悲しみを癒し、愛することや大切なものを気づかせ、生きる希望を見いだし、前に歩き出す勇気や力にはなれるだろうと信じています 》











2016年6月16日木曜日

4月16日の熊本地震 本震から2ヶ月

【 4月16日の熊本地震 本震から2ヶ月 】〜 政界にも激震が走る 〜
 北海道 函館で震度6弱。必要以上に恐怖を感じてビクビク生きてはいけないが、本当に地震はいつどこで起こるか誰もわからない… 。政界も昔から言うように、一寸先は闇だ! 18才から投票できる、固定観念のない、しがらみのない、純真な若者たちに期待しよう❗️ 被災地の崩れた家々や石垣などそのまま手付かずのところも多い。業者が到底追いつかないと言う現状もあるらしい。報道がないともうかなり復興して、大丈夫だという誤解も生まれる。いまだに調理もできずあったかい食事がほとんど取れない方もいらっしゃる。仮設や復興住宅も将来への不安が多く、本当に心の落ち着ける生活はまだまだ取り戻せない。仕事となるともっと大変だ。
同志社でのチャリティーコンサートに伺いました。受付で熊本地震の募金を募っていらっしゃいました。関西の熊本県人会の関係者の方も、あちらこちらで支援を続けていらっしゃいます。たくさんの出演者の中で特に[石上真由子さん]は世界でも評価された将来有望なバイオリニストで、素晴らしい演奏を披露してくださいました。
梅雨の晴れ間、三條大橋から見る鴨川の河川敷には夏の風物詩“川床”と名物のカップルたちが並んでいました。
久しぶりに、以前番組をやらせていただいていた京都の[FM 845]に生出演しました。今日の『ワカバン』のパーソナリティーは京都にお住まいの[遠藤のぶこさん]。メリハリのあるわかりやすいおしゃべり、スポーティーな爽やかな美しい人です。お母様の故郷が大分と言うことで、今回の震災にはとても心を痛めていらして、興味深く30分以上も話を聞いて下さいました。みなさん本当にありがとうございます。
《 あちこちで まだまだたくさんの人が熊本地震のことを心配し、応援を続けて下さっています❗️
【 ありがとう❗️まだまだ みんなで がんばるけん‼️ 】






2016年6月14日火曜日

熊本地震から2ヶ月目のライブ 6/14 京都「わからん屋」

【 熊本地震から2ヶ月目のライブ 】 〜 知ってることと知らない事 〜
熊本地震は局地的なもので被害を受けたところがかなり限られた場所でした。それでもまだ6,000人以上の方たちが避難生活を続けていらっしゃるそうです。大きな被害を受けた益城町や南阿蘇と象徴的に取り上げられますが、熊本市内でも、その周辺でも、場所によってはちょっと離れたところでも被害を受けた方はいます。自分で何とか持ちこたえている人は避難者にカウントされません。いろんな支援が必要な方もたくさんいらっしゃいますが、それに頼らず必死に生きている人もいます。もらえるものはもらわないと、と言う考え方もありますし、もらったからといってどれだけの足しになるかと言う思いもあるでしょう。それぞれの人生観なのでしょうね。自分が受け入れ、納得するしかないのでしょう。自然災害は地震だけではなくこれからもあちこちで起こるでしょう。これまでの経験と知識を生かして、なるべく被害が軽く済むように、それなりの準備と覚悟が必要です。報道され様がされまいが、日の当たるとこであれ当たらないところであれ、幸運なところであれ不運なところであれ… 。それに惑わされることなく、振り回されることなく、冷静に現実を受け止め、自分を見つめ、見失なわないことです。
《真実を見る目を失わないように…》今流行っている、トレンドだ、行列のできる店、これを知らないと、これが危ない… もちろん中にはためになる情報もあるが、ほとんど忘れても日々の生活に支障は無い。知名度があるから、さらにまたいろんなところで紹介されて、誇大広告となる。これまでの人生で負けることのなかった、謝ることを知らなかった知事がようやく辞職した。選挙では知名度が最優先にされることを変えていかなければならない。しかしながら、限られた中でその人の本質を知るのはなかなか難しい… まだまだ長く続く被災地への支援に、歌がどれだけ力になるか分かりませんが、これからもできることを続けていきたいと思います。





2016年6月11日土曜日

【 シガちゃんからぎふチャンへ 】~ 関ヶ原を越えての小さな旅です ~

【 シガちゃんからぎふチャンへ 】~ 関ヶ原を越えての小さな旅です ~
[ 高山に想いを寄せて…郡上八幡に会いたい…てんごの夢…]
岐阜県とは長く深いご縁が続いてきました。1979年のデビューの年に初めて訪ねた高山。2001年から13年間続いた荘川桜を訪ねるバスツアーが途切れてから、なかなか機会がありませんでした。今日は長年お世話になっている岐阜放送のラジオ番組に生出演です。岐阜駅前に新しく局が移転して9年。スタジオの入り口、岐阜放送主催10月16日の[島津亜矢コンサート]のポスターが目に飛び込んできました。感動です!こんなところにもご縁があったのですね。局主催というのはちょっと聞いたことがありませんでした。熊本地震への応援もいただいていて、さらに身近に感じて、なんか…嬉しいです。
『ラジオ土曜便』パーソナリティーの鶴田美也子さんは、てきぱきと番組を取り仕切るスマートで美人で素敵な人。ちょっと控えめでかわいい局アナの 西尾未来子さんは、2年前まで滋賀県大津市にお住まいで、NHK大津放送局[近江発610]にアシスタントで出演されていました。懐かしいお顔にびっくり!なごやかな雰囲気で、予定をオーバーして25分間も出演させていただきました。その後、久しぶりに尋ねた“柳ヶ瀬”は昭和にタイムスリップしたような雰囲気がそのまま残っています。僕は懐かしい感じが好きなんですが、ちょっと寂しいかなぁ~。ネットで昨年にわかに人気が出た“美しすぎるモネの池”もミーハーの僕は訪ねてみました。山の中にぽつんと…大変な人です。ネットの力です。“モネのマネの池”です。綺麗でしたよ。そこは“あじさい街道”と呼ばれ、紫陽花も咲いていました。以前、ファンの皆さんとも尋ねたこともある、金華山の上にある[岐阜城]も、夜の[長良川の鵜飼い]も…相変わらず雰囲気がありました。真夏のような昼間の暑さも和らぎ、川風が流れ、松明と提灯の灯りが川面に映り…素敵でした。時の流れをしみじみと感じた岐阜の旅でした。