【 5／29 無念のライブ中止です！】～ここまで動揺が広がっては～
日本はいつの間にこんなにも情けない国になってしまったのだろうか… 。1年３ヶ月以上もみんなで精一杯できることを努力して、何とか力を合わせて感染防止に努めてきましたが、これだけ人の心が動揺し、振り回され、先が見えず、不安が広がり、人を傷つけ疑うようなギスギスした中では心からコンサートを楽しむことは無理でしょうと考え、無念の中止を決定しました。国の感染防止対策、ワクチン接種の混乱、医療体制の構築など言いたい事はたくさんありますが、想定外の緊急事態には、国の体制も対応も国民の意識も急には変わらないと言うことがわかりました。これまで強い気持ちで感染防止対策を精一杯とりながらマンスリーライブを続けて参りましたが、変異種も広がり、健康や命、医療現場を守るためにも万が一を考えて出した結論です。どうぞご理解ください。自分も含めてよくも悪くもこれが日本、日本人なんですよね。几帳面に丁寧に時間をかけて慎重ににやる。目上の人や周りへのやさしさと気遣い、使命感や忠誠心や奉仕の精神で言われたこと以上にしっかりやる。生真面目で責任感が強い。団結力があり倫理観や社会的規範意識が高い… 。でも人の言葉や情報に流されるなぁ〜。平気で人を傷つけるなぁ〜。強いものに弱く長いものに巻かれるなぁ〜。自分で切り開いたり自己主張するのは苦手だなぁ〜。柔軟性や融通は利かないよなぁ〜。今を変えたり新しいものにチャレンジするのは億劫だなぁ〜。見た目やうまい話に乗せられるなぁ〜。みんな無責任に好き勝手なことを言うよなぁ〜。世界に胸を張れる政治家が出てこないなぁ〜……
僕はワクチン接種と感染収束の奇跡を信じていたけど、ここにきて変異種のウィルスが広がりを見せ、医療現場も切迫したまま、世界の感染状況を見ても、もう東京オリンピック・パラリンピックは難しいと思う。どうして責任者がだれも『こういう状況では無理だ
皆さんもそう思うでしょうあと1年延期しましょうその方がみんなで心から楽しめるでしょう
』などと世界に向けて中止ではなく何とか開催できる前向きな提案ができないのだろうか…… このまま結論をギリギリまで先延ばしにして、多くの人にさらに辛い思いをさせるのかと思うと心が張り裂けそうだ。でも、でもいろんな方達のものすごい努力で奇跡が起こるのも諦めたくないんだなぁ〜…
今、生のコンサートに来れられない人、1年半以上もライブに行きたくても行けない人のために、ライブ盤CDの制作を始めました。まずは3月10日に滋賀でおこないました《初リモートライブ》をまとめたCDをご希望の方にお分けします。リモートで聴けなかった方、改めてもう一度聴きたい方など、6月1日に発送ができるように準備をしています。詳しい事はFacebookにてお知らせいたします。どうぞ楽しみにお待ち下さい