頑張れ! は 少し気が重い… がんばろう! は ちょっと元気が出る…がんばる! は 自分に問いかける…。がんばる君のために…君かいれば…あきらめない…希望はすてない…
気仙沼、岩井崎。美しい海岸の陸中海岸国立公園は、いつからか三陸復興国立公園と呼ばれている。ほとんどの建物が流され、たくさんの方が亡くなられた岬の最突端の宿は、すぐ近くに琴平神社があり、高台だったこともあり、奇跡的に難を逃れた。磯料理が自慢の宿は今、復興事業関連の人たちでいっぱいだ。この状況にはちょっと似つかわしくないビアノの調べが流れてくる。娘さんたちはみな音楽が大好きだそうだ。宿のご主人は嬉しそうに笑って話されました(写真3)
岬に通じる途中の道沿いにあった気仙沼向陽高校の校舎は、あの時津波で壊されたままの姿で町の復興を見つめている。見違えるほど街中が賑やかになった気仙沼市内から、今いちばん復興の土木作業が盛んに行われていると感じる陸田高田を通り、大船渡を抜け釜石に向かう。