スポーツは、勝つことを目標に、鍛え、競い、闘う。その姿が美しいし感動を呼ぶ。特にプロスポーツは勝ってナンボ。しかし…【勝てばいい!】という訳じゃない。それも、日本の伝統的なスポーツは、いや【道】が基になっているものはスポーツと一線を画すかなあ。大相撲に引き技が目立つ。それも横綱に…。その影響か、新入幕の逸ノ城まで、その横綱相手に引いてしまった。“横綱の胸を借りる”も“横綱相撲”も無くなってしまったのか…。モンゴル力士が、外国人力士が嫌いなわけじゃない。でもモンゴル相撲とは違う。勝ち名乗りの雰囲気も懸賞金をもらう勝ち誇った態度はちょっと違うなあ。敗者を気遣う。勝っても謙虚でいる。それができてこそプロの大相撲の力士。ただ勝てばいい…それはちょっと違うかな… もう親方もそんな事は教えないんだろうか…