【 24時間テレビ フィナーレ！】 〜 桜吹雪の サライの空へ 〜

 37回目ということは、僕のデビューの二年前からだ。よく続いてるなあ。僕も10回以上参加してるだろう。番組へのいろいろな見方はある。批判的なものも…。だけど参加して最後までいてフィナーレを迎えると、不思議と高揚感と達成感と連帯感とこみ上げてくるものがある。1年にいちにちだけでも、いろんなハンデを背負って頑張ってる人、病気に立ち向かっている人、家族や仲間に支えられて、苦難に挑戦する人など…。それを嫌というほど見せつけられるだけで、何かに気づき、何かが変わる人がきっといるだろう。特に子供たちには感じるものが大きいに違いない。現実は甘くない、きれいごとだけでは生きていけないという事は分かっている。だけどこの日だけは、多くの人が人に優しくなれるような気がする。それだけでもいいと思う。その上に募金が集まる。大切に大切に貯めた貯金を何かのために役立てて欲しいと持ってくる子供たちがいる。それだけでもいいと思う。テレビに出ないところで何百倍何千倍のボランティアの人たちが人知れず頑張ってくれていた。それだけでもいいと思う。だからこんなに長く続しいているのだろう。こんな番組は世界のどこにもないとだろう。これが世界に誇れる日本の素晴らしさだと思う。今回も素晴らしい感動と出逢いがたくさんあった。心が豊かになって終わることができた。明日からまた少し人に優しくなれるだろうか…

▼今回のチャリティーライブで歌った曲目
1.水と緑のキセキ 2.今 はじめよう 3. 生きたらよか 4. 家族 5. がんばる君のために…