2015年3月1日日曜日

【 仰げば尊し 学び舎の思い出 】〜 新しい世界へ旅立ちの日 〜

 まずは【南関高校】の卒業式に参加させていただいた。4月から【荒尾高校】との統合で新しい【岱志高校】への移行となる(それも校舎は現在の荒尾高校を使用)ため、あと2年で完全になくなってしまう。2クラス26名の卒業生は、67年の南関高校の伝統と南関伝説、南関魂を誇りに胸を張って卒業していきました。答辞では、自分が不登校になったとき、たくさんの友達や先生たちが親身になって心配してくれ、その愛情でそれを克服できたこと。その後生徒会長になりたくさんの思い出ができ多くの人に助けてもらい感謝をしている事など、途中声を詰まらせる場面もあり、先生方や列席者の涙を誘う場面もあった。小さい学校はそれなりの、だからこその素晴らしさがあるということを痛感させられた。



 次に【母校玉名高校】を覗いてみた。350名ほどの卒業式なので大変立派で盛大なものだったと思う。今日は県下の県立高校のほとんどの卒業式が同じ時間にあるために、駆けつけたときにはもう卒業式は終わっていた。残念!




 そして最後は[荒尾高校定時制の卒業式]に列席させていただきました。たった2人の卒業式。1人は生徒会長ともう1人が副会長。副会長は4年間無遅刻無欠席だ。さまざまな事情を抱え、仕事をしながら疲れた体で勉学に励み、4年間かけて卒業するのは並大抵の事ではなく、万感の思いがあるだろう。校長先生は特にこの定時制の皆さんを気にかけられ、その努力に大きな拍手を送られていた。






両校の校歌を初めて生で聞かせていただき、長い伝統に育まれ歌い継がれている校歌の重み、素晴らしさに体が震えた。4月からスタートする岱志高校への思いをさらに深め、背筋の伸びたすばらしい一日でした。母校では43年前の卒業式のことを思い出していました… 若いってすばらしいね〜 。皆さん!卒業おめでとう〜〜‼️ 『岱志、岱志、岱志、大志を抱け❗️』

▼〝仰げば尊し〟関島秀樹♪
 http://youtu.be/0_sGRT8QSs0