ずっと秋晴れの良い天気が続いて、今日は水俣につきました。水俣は…本当にいいなぁ。“湯の児温泉”から見る真っ青な海と、天草の島々が美しい。デコポンと太刀魚が有名で、村下孝蔵と徳富蘇峰の出身地です。君島タクシーの親切な運転手、渕上さんにいろいろ教えていただきました。
【2009年 7月21日】デビュー30周年ツアー”の九州最後の地がここ水俣でした。ドラムの五十川 清クンは、この時ギターを弾いてくれました。その後“湯の鶴温泉”に宿泊しました。9月の京都“アバンティホール”でのファイナルコンサートが一緒に仕事をした最後となりました。年明けの1月19日に亡くなりました。
その水俣のコンサートに初めて来てくださったのが山内さんご夫妻でした。次はもっとたくさんの人を集めてコンサートをしようということで、【2012年11月22日】“いい夫婦の日”にそれが実現しました。大変喜んで頂き、終わってからはご自宅で皆さんと交流を深めました。「これから毎年いい夫婦の日にコンサートをやりましょう! 」もうその時には既に病魔が体を蝕んでいました。それに打ち勝つために、その目標を立てられたような気がします。結局1度も実現することもなく【2015年10月1日】に天に召されました。今日は1周忌の法要を兼ねた、約束のコンサートをさせていただきました。千葉からもいとこの押方さんやその友人のシャンソン歌手[まり BUNKO]さん、お友達も駆けつけてくださいました。最初のコンサートの時のように、ご自宅で持ち寄りの料理をいただき、その後、遺詠の前で歌を届けました。『山内さん!やっと約束が果たせました。どうもありがとうございました。奥さんは素敵な仲間に囲まれて楽しい日々を過ごされています。大丈夫ですよ。心配せんでよかです!』