1854年11月5日、紀州の広村を襲った大津波から稲わらに火を放って村人を救った実際の話です。そのちょうど100年後の2日前、1954年11月3日に僕が生まれました。そして、その関島秀樹が13年前にそのお話と運命の出会いをし、将来の防災のために何か役に立たないかと歌を作り、今【稲むらの火】を歌い続けています。今日はあちこちで防災訓練があり、“稲むらの火”のお話もずいぶん紹介されました。最近教科書にも登場しています。何かに活かせたらうれしいです。
今日は麻生の高森町でコンサートでした。熊本地震でまだ通れない道も多く、遠回りをして、その分素晴らしい風景を満喫して到着することができました。途中の西原村や南阿蘇はまだ爪痕が多く残っています。復興まではまだまだ大変です。今日は昨日急遽サポートに来てくれたパーカッションの松藤一英クンも同行してくれました。と言うのも、まっちゃんは大のオートバイ好きで、ハーレーを乗り回していた若い頃もあったのです。そのライダーの神様的存在の【ケニー ロバーツ】さんがこの阿蘇の風景をとても気に入り毎年10月1日にはアメリカのサンフランシスコからこちらへいらっしゃるのです。なんと奥様は熊本の方です。てなことでまっちゃんはライブのサポートよりもそのケニーの足跡に会いに行くのが楽しみだったようです。［ケニーロード］と言う名前までついた道がありました。ここが日本か！と思えるような素晴らしい絶景です。20年前に廃校となった高森町の河原小学校の校舎を利用して10月28日に【ケニーズカフェ】がオープンしました。とてもおしゃれな素敵なカフェで、スペアリブが絶品で、自家焙煎のおいしいコーヒーをいただきました。今日も遠くからたくさんのライダーがここに立ち寄り、一息入れてまた出発していきました。ライダーのオアシスになっています。オーナーの“梅田さん”ご夫妻は、古い学校の廃材を利用し、地元の方の力を借りて、手作りでこのカフェを完成させたそうです。その横にある立派な小学校の体育館でのコンサートでした。ここは特にバドミントンが盛んで、オリンピックに出場した選手もい他そうで、大変歴史のある小学校でした。“野の花と風薫る郷”高森町の［草村大成］町長も若々しく、まっすぐで元気な方です。このたびの故郷を見直すコンサートは、ケニーロバーツや全国のライダーを応援する“オニザキコーポレーション”の金丸会長の後押しと、久しぶりに再会したカメラマンでライダーの春木さんほか、故郷を愛する皆さんのご協力で実現しました。本当にたくさんの皆さんにお世話になりました。ありがとうございました。来年の10月1日はケニーに会いに行きたいです
❗️-追伸- 大分県の竹田市がここから30分ほどで行けると言うので、たずねてみました。城下町、古い町並み、荒城の三日月が出ていました。ここでは11月の18、19 、20と“第17回たけた竹灯籠『竹楽』”が素晴らしいイベントが行われます。志保屋の後藤さんのお誘いで、11月20日（日）の夜、この一角にある古い町屋でコンサートをすることが決まりました。三日月のご縁が続いているのでしょうか…
11月6日は、ドラマーの五十川 清クンとの熊本での最期のライブの地［水俣］で、なくなった方のために歌います。
