🚌 ④【 荘川桜に会いに行きました 】 ～ 今年も待っててくれましたね ～
2001年から僕は毎年荘川桜に会いに来ているのですが、バスツアーとして一緒に会いに来たのは四年ぶりです。満開の時に会えるのが最高ですが、それはこちらの勝手な都合です。桜は1年中一生懸命生きているのです。葉桜になっても、緑の葉に追われた夏でも、冷たい雪に埋もれた冬でも… 。せっかく遠くまで来て、桜の花びらが見られなくて残念な気持ちはわかりますが、どうかあんまりがっかりしないでください。「な～んだ、まだ咲いてないじゃないか！」「もう散ってしまったのか！」なんて声に出して言わないでください。桜はその年その年の天候によって左右されます。それでも一生懸命生きています。500年以上です。人の声がちゃんと聞こえているのです。気持ちがわかるのです。それぞれの時期の素敵さがあるのです。どうか優しく声をかけてください。「 会いに来たよ～。元気で頑張ってるね。かわいい蕾だね。これから花を咲かせるんだね。」そんな気持ちで眺めてください。
今年も「てんごの夢」を心を込めて歌いました。1輪だけ開いた花びらを見つけました。不思議なことに、歌っているうちにその周りのつぼみが少しずつ開いてきました。桜も喜んでくれてるんだなぁとしみじみ嬉しい気持ちになりました。
これからと言う時期なのでお客さんもそういらっしゃいません。そんな中、3人の可愛い女の子たちが最後までじっと聞いていてくれました。お礼に、「てんごの夢」のCDをあげたら、しばらくして出発間際のバスにまで走って改めてお礼に来てくれました。すぐ後からお母さんも来られてお礼を言われました。みんなあまりにかわいい笑顔と素直な子供たちでしたので、了解を得て、記念に一緒に写真を撮らせてもらいました。名古屋から来られた姉妹といとこさんだそうです。きっとお母さんの教えが素敵なんだろうなぁと感じました。きっとこの日のことを覚えてて、さくら道の物語を誰かに伝えてくれるかな～。この旅で1番暖かい気持ちになれたひとときでした。
いつも会う郵便局の皆さんと、観光協会の三島会長さんとも写真に収まりました。
関島秀樹とマウンテンボーイズ（みんなギターを弾いて歌ってくれた山本、山下、山田さんの3人なので、急遽名前をつけました。山ちゃんトリオと呼んでいましたが、こっちの方がかっこいいでしょう。ハハハ…）のメンバーとも初めて一緒に写真に収まりました。とても心地良い風が御母衣ダムに向かって吹いていました…
いつも立ち寄る［ドライブインみぼろ湖 ］にもあいさつに行きました。渡辺会長さんには会えませんでしたが、息子さんの渡辺社長とツーショット写真を撮りました。ここには今でも『てんごの夢』のCDが置いてあります。
